クスコ・全日本ラリー
2025.03.03
2025年JAF全日本ラリー選手権 第1戦『RALLY三河湾2025 Supported by AICELLO』が、2/28-3/2に愛知県で開催されました。若手育成カテゴリーとしてJN-2クラスで開催される MORIZO Challenge Cup(MCC)に CUSCO Racing から3台のマシンをエントリーし、全車完走、さらにZeal Jones選手がMCC3位入賞と、シーズン初戦を無事に終え、今回得たデータや課題点などは次戦への大きな収穫となりました。
MORIZO Challenge Cup オフィシャルサイト
MORIZO Challenge Cup 3位
JN-2クラス Car No.22
CUSCO WinmaX DUNLOP GR Yaris
Dr:Zeal Joens 選手
Co-Dr:Bayden Thomson 選手
昨年、20才でニュージーランドジュニアラリーチャンピオンを獲得するなど、ニュージーランド国内では若手有望株筆頭となっている Zeal Jones選手。今季MCC参戦をCUSCO Racingがサポートすることとなり、本番前のサーキットテストを経て開幕戦に臨みました。ターマックラリー未経験かつ、初めてのGRヤリスということもあり、LEG1はペースを抑えての走行でしたが、LEG2はオープニングステージからMCCトップタイムをマークするなど、初戦にして早くも持ち前のスピードをアピール。見事MCC3位に入賞し、次戦からのターマックラリーにも期待がもてる内容で初戦を終えました。
MORIZO Challenge Cup 5位
JN-2クラス Car No.26
CUSCO WinmaX DUNLOP GR Yaris
Dr:松原 周勢(まつばら しゅうせい)選手
Co-Dr:槻島もも(つきしま もも)選手
昨年、CUSCO×WinmaX×DUNLOP若手育成プログラムのサポート選手として、中部近畿ラリー選手権DE-6クラス(アクア)でチャンピオンを獲得した松原選手は、TGRラリーチャレンジではトヨタ86で2023年C-3クラスチャンピオン、2024年E-2クラスチャンピオンを獲得するなど着実にキャリアを積み重ね、今季『CUSCO・WinmaX共同プロジェクト MCCドライバー/コドライバー募集』のオーディションを経てクスコレーシングのMCCシートを獲得したドライバーです。ターボ4WDでの初ラリーということもあり、LEG1は堅実なペースを守りマシンの習熟に徹底。セッティングを調整して臨んだLEG2ではMCC3番手タイムをマークするなど速さも見せ、最終的ポジションを3つ上げMCC5位でフィニッシュしました。
MORIZO Challenge Cup6位
JN-2クラス Car No.25
CUSCO WinmaX DUNLOP GR Yaris
Dr:木内 秀柾(きうち しゅうま)選手
Co-Dr:藤田めぐみ 選手
木内選手は現在20才ながら全日本カートの最高峰OKクラス出場や、2023年のヤリスでの全日本ラリー参戦実績などから将来性を見込まれ、松原選手同様『CUSCO・WinmaX共同プロジェクト MCCドライバー/コドライバー募集』のオーディションでドライバーとして選出されました。ドライバーにとっても、チームとしても初のDAT(8速オートマチック)車両での参戦で、予期せぬトラブルも少なからずありましたが、木内選手が粘り強くフィニッシュまでマシンを運び、MCC6位の成績とともに、次戦以降のための貴重なデータをチームにもたらしました。
JN-2クラス Car No.20
CUSCO WinmaX DUNLOP GR Yaris
Dr:田村 吾郎(たむら ごろう)選手
Co-Dr:鶴巻 駿介(つるまき しゅんすけ)選手
JN-2クラスに出場した田村吾郎選手は、LEG1は途中離脱ながらも、LEG2のタフなステージを全てクリアし全日本ラリーデビュー戦を無事フィニッシュしました。
応援いただきました皆様ありがとうございました。次戦、MCC第2戦『ツール・ド・九州2025in唐津』は、4月11-13日に佐賀県唐津市で開催されます。引き続き応援よろしくお願い致します。
All photos by Mitsuru Kotake
|MCC開幕戦・RALLY三河湾で Zeal選手がMCC3位入賞!| |