ドリフト
2024.05.18
FORMULA DRIFT JAPAN 2024 第2戦が5月18-19日三重県の鈴鹿ツインサーキットで開催。今日18日は公式予選が行われた。
今回のエントリーは草場佑介、金田義健、松山北斗の3名。草場選手は昨年と同じGR86だが、金田選手は今年からGRヤリスに変更した2戦目となる。松山選手は開幕戦はGRスープラで戦ったが第2戦の今回はGR86にスイッチとなる。練習時間と練習走行数が限られるFDJにおいては、いかにマシンチェンジにアジャストできるかがキーポイントとなる。
松山選手、金田選手の新マシンへの習熟具合と、GR86で熟成してきた草場選手の走りに期待
したい。
<予選1>
12時00分より予選開始。快晴の鈴鹿ツインサーキットは真夏に近い暑さとなった。
松山選手はコースをワイドに使うダイナミックな走りで86点を獲得。金田選手は堅実な走りで80点を獲得し予選通過は確実。2本目でチャレンジングな走りができる準備が整った。草場選手はスピードあふれる走りで85点。チームクスコの全員が1本目にして予選通過を確実なものとした。
#774 松山北斗 選手
86点(ライン30点 アングル32点 スタイル24点)
#770 金田義健 選手
80点(ライン26点 アングル28点 スタイル26点)
#77 草場佑介 選手
85点(ライン28点 アングル31点 スタイル26点)
<予選2>
2本目も晴天のなか行なわれた。松山選手は走行中に足まわりのトラブルが発生しスピンしたため残念ながら0点。金田選手はほぼミスなくまとめ1本目の80点に続いて79点をマーク、安定感ある走りを見せる。草場選手は振り出しからやや失速してラインが小さくなる部分があり76点。3選手ともに得点を伸ばすことはできなかったが、1本目で高得点をマークしたことで余裕を持ってトライする走りをすることができたことは、決勝トーナメントに向けて大きな収穫となった。
#774 松山北斗 選手
0点(ライン0点 アングル0点 スタイル0点)
#770 金田義健 選手
79点(ライン28点 アングル28点 スタイル23点)
#77 草場佑介 選手
76点(ライン22点 アングル32点 スタイル22点)
ドライバーコメント
<#774 CUSCO Racing GR86 松山北斗>予選5位
今回からGR86になりましたが、GRスープラに比べてやや軽いのとホイールベースが少し長いこともあり、練習走行からかなり乗りやすいと感じました。1本目は進入でわずかにコースアウトした部分があり、それ以外は上手くいきました。2本目ではそこも上手く修正できていましたが、ステアリング系のトラブルでスピンしてしまいました。残念でしたが1本目は良い得点だったので、明日の決勝につなげられると思います。
<#77 CUSCO Racing GR86 草場佑介>予選8位
1本目はかなりイメージ通りに走ることができましたが、後半でやや攻めきれない部分もありました。そこで2本目は思い切りいこうと思ったのですが、最初の振り出しで大きく角度をつけたところ、飛距離が足りなくなってしまいました。結果的にはミスになってしまいましたが、1本目で高得点を出せたことで2本目にチャレンジすることができたのは大きな収穫です。決勝も楽しみにしています。
<#770 CUSCO Racing GRヤリス 金田義健>予選14位
GRヤリス2戦目の今回はクルマへ自分をアジャストしようというテーマで、セッティング変更は最小限にして走りで合わせ込んで来ました。その結果、安定した得点をマークできました。とくに2本目はゾーン4をまとめ切れればもっと得点が上げられる手応えがありますので、明日の決勝は良い走りをしたいと思います。目標は優勝です。応援よろしくお願いします。
|2024 FORMULA DRIFT JAPAN Rd.2 鈴鹿ツイン予選レポート| |