ドリフト
2024.05.20
全車、決勝TOP16まで勝ち進む快進撃!
惜しくもGREAT8進出はならず
FORMULA DRIFT JAPAN 2024 第2戦が5月18-19日三重県の鈴鹿ツインサーキットで開催。今回CUSCO Racingは松山北斗選手、草場佑介選手、金田義健選手の3名のドライバーで参戦。開幕戦では草場佑介選手(総合7位)、金田義健選手(総合12位)、松山北斗選手(総合22位)という成績を収めている。開幕戦の富士スピードウェイとは打って変わって低速コースとなる鈴鹿ツインサーキットにどう合わせ込むのかが注目された。
<予選>
18日行われた予選1/予選2はどちらも晴天のドライ路面で開催。真夏に近い暑さの中での予選となった。
松山選手は第2戦の今回からマシンをGRスープラからGR86にチェンジ。金田選手は今シーズンGR86からGRヤリスにチェンジして2戦目となる。草場選手は熟成が進むGR86での継続参戦となった。
予選1では3選手ともに予選通過を確実にする松山選手86点、金田選手80点、草場選手85点をマーク。予選2は決勝トーナメントに向けたアグレッシブな走りにチャレンジできるチャンスとなった。
予選2では松山選手は素晴らしい振り出しを見せていたが、後半でステアリング系にトラブルが出て無得点。金田選手、草場選手はともにチャレンジングな走りで得点は伸びなかったものの、決勝に向けた走りの確認ができた。余裕を持って予選を通過し、決勝を見据えた準備ができた。
#774 松山北斗 選手
<予選1>
86点(ライン30点 アングル32点 スタイル24点)
<予選2>
0点(ライン0点 アングル0点 スタイル0点)
#770 金田義健 選手
<予選1>
80点(ライン26点 アングル28点 スタイル26点)
<予選2>
79点(ライン28点 アングル28点 スタイル23点)
#77 草場佑介 選手
<予選1>
85点(ライン28点 アングル31点 スタイル26点)
<予選2>
76点(ライン22点 アングル32点 スタイル22点)
<予選結果>
#774 松山北斗 選手 予選 5位
#770 金田義健 選手 予選14位
#77 草場佑介 選手 予選 8位
<TOP32>
19日に行われたTOP32決勝トーナメントは9:50にスタート。予選とは打って変わって朝から天候は雨。ウエットコンディションでの追走となった。
予選8位の草場選手は予選25位の目黒雄大選手と対戦。濡れた路面の難しいコンディションの中、ミスなく走った草場選手は盤石の勝利。
予選5位の松山選手は予選28位のじゃまけん選手と対戦。リード、チェイスともにきっちりとラインをトレースした松山選手が勝利。
予選14位の金田義健選手は予選19位の朱 元路選手と対戦。雨脚が強まる中、安定した走りで見事勝利。3名の全選手がTOP16に進出となった。
<TOP16以降>
13:30からはTOP16トーナメントが開始。
草場選手は中村直樹選手と対戦。路面は乾きつつある難しいコンディションとなった。草場選手先行では深い角度と速さを見せるが、チェイス走行時にややドリフトが戻る部分があり残念ながら敗退。
松山選手は山下広一選手と対戦。大きなミスなくリード、チェイスともに走るが山下選手がより鋭いラインをトレースして走ったことでアドバンテージが付き敗退となった。
金田選手は斎藤太吾選手と対戦。金田選手チェイス時にコースアウトするが、先行の斎藤選手もコースアウト。入れ替えた金田選手リード時はやや角度が浅くなる分があり斎藤選手の勝利となった。
<ドライバーコメント>
<#774 Cusco Racing GR86 松山北斗選手>
予選5位、総合10位
「ウエット路面はこのクルマになってから朝の練習走行が初めてでした。ドライではかなりセッティングがまとまっていましたが、ウエットではもう少し詰めたい部分がありました。TOP16では半乾きの難しい状況でやや合わない部分あり、トレースできない部分が出て負けてしまいました。もっとこのクルマへの理解を深めて次戦活躍したいと思います。ありがとうございました。」
<#77 Cusco Racing GR86 草場佑介選手>
予選8位、総合12位
「TOP16はウエット路面から乾きゆくコンディションで、グリップが引っかからないように気をつけていたのですが、ウエット用のファイナルギア、空気圧のセットで、部分的にグリップが回復しているところがありアングルが不安定になってしまいました。8年振りに中村直樹選手との対戦でその時も雨でした。リベンジを果たせず残念です。また次回頑張ります。」
<#770 Cusco Racing GRヤリス 金田義健選手>
予選14位、総合13位
「TOP16まで順調に勝ち進み、斎藤太吾選手と対戦となりました。ウエット路面でスタートダッシュからの飛び込みで思った以上に雨量があり、角度が付き過ぎてしまいました。上手くまとめたかったのですがすごく残念です。クルマには2戦目ということで慣れてきて、扱い方もわかってきてすごくフィーリングは良いです。次戦ではしっかりと走りをまとめて上位を目指します。」
応援ありがとうございました!
次戦Rd.3 エビスサーキット西コースは、6月15-16日開催です。引き続き応援よろしくお願いします!
|2024 FORMULA DRIFT JAPAN Rd.2 鈴鹿ツインレポート| |