クスコ・全日本ラリー
2025.04.14
2025年JAF全日本ラリー選手権 第2戦『ツール・ド・九州 2025 in 唐津』が4/11-13に佐賀県唐津市で開催され、若手育成カテゴリーとしてJN-2クラスで開催される MORIZO Challenge Cup(MCC)に、CUSCO Racing からは開幕戦同様3台のマシンをエントリーし、Zeal / Bayden組がMCC3位、松原 / 槻島組がMCC6位にそれぞれ入賞しました。
CUSCO Racingドライバー&コドライバー
左から、
松原周勢選手(Dr) 槻島もも選手(Co-Dr)
Zeal Jones選手(Dr) Bayden Thomson選手(Co-Dr)
奥井優介選手(Dr) 藤田めぐみ選手(Co-Dr)
MORIZO Challenge Cup 2位
JN-2クラス 5位
CUSCO WinmaX DUNLOP GR Yaris
Dr:Zeal Joens 選手
Co-Dr:Bayden Thomson 選手
昨年、20才でニュージーランドジュニアラリーチャンピオンを獲得するなど、ニュージーランド国内では若手有望株筆頭のZeal Jones選手。前戦、開幕戦の三河湾が初のターマックラリーでしたが見事MCC3位に入賞し、その速さをアピールしました。ターマックラリー2戦目となった今回はSS1からECUトラブルに見舞われロスするも、メカニックとの連携でロスを最小限に食い止め、その後はMCC2番手、3番手タイムを刻み、LEG1最後のSS6ではトップタイムをマーク。初日をMCC3位で折り返しました。
完全ドライだったLEG1から一転、LEG2は夜間に降った雨でウェットコンディションとなる中、1本目のSS7でトップタイムをマークし2位に浮上。スピンを喫しポジションダウンする場面もありましたが、SS10で再びトップタイムをマークし2位に再浮上すると、そのままの順位でフィニッシュ。初日マシントラブルがありながらも、終わってみれば12ステージ中9本で3番手以上のタイム。内3本がトップタイムと、日本のターマックステージに抜群の適応力を見せ、開幕戦に続く表彰台獲得となりました!
MORIZO Challenge Cup 6位
JN-2クラス 9位
CUSCO WinmaX DUNLOP GR Yaris
Dr:松原 周勢(まつばら しゅうせい)選手
Co-Dr:槻島もも(つきしま もも)選手
昨年、CUSCO×WinmaX×DUNLOP若手育成プログラムのサポート選手として、中部近畿ラリー選手権DE-6クラス(アクア)でチャンピオンを獲得した松原選手は、TGRラリーチャレンジではトヨタ86で2023年C-3クラスチャンピオン、2024年E-2クラスチャンピオンを獲得するなど着実にキャリアを積み重ね、今季『CUSCO・WinmaX共同プロジェクト MCCドライバー/コドライバー募集』のオーディションを経てクスコレーシングのMCCシートを獲得したドライバーです。
開幕戦はMT車で出場しMCC5位に入賞した松原周勢 / 槻島もも組は、今大会はDAT車での出場となりました。まずはDATへの習熟をメインに終始堅実なペースをキープし初日を8位で折り返しすと、LEG2ではSS7でMCC3番手タイムをマークするなど速さも見せ、2ポジションアップし6位でフィニッシュ。こちらも開幕戦に続く連続入賞となりました。
MORIZO Challenge Cup
JN-2クラス
CUSCO WinmaX DUNLOP GR Yaris
Dr:奥井 優介(おくい ゆうすけ)選手
Co-Dr:藤田 めぐみ(ふじた めぐみ)選手
2024全日本ジムカーナPN4クラスチャンピオンの奥井選手も、今季『CUSCO・WinmaX共同プロジェクト MCCドライバー/コドライバー募集』のオーディションを経てクスコレーシングのMCCシートを獲得したドライバーです。2020年から全日本ジムカーナの上位ランカーとして参戦を継続し、昨年は10戦中8勝という驚異的な勝率でシリーズタイトルを獲得。さらに今シーズンの開幕戦ではBC3クラスで優勝と好調をキープするジムカーナ界若手ホープが、この唐津でラリーデビューしました。
LEG1オープニングステージからいきなりMCC4番手タイムをマークし、早くもジムカーナチャンピオンの実力を発揮。その後、マイレージ優先の走りながらもSS4で2度目の4番手タイムをマークし、LEG1をMCC6位で終了しました。
残念ながらLEG2最初のSS7でコースオフリタイヤとなりましたが、ラリー初戦とは思えない安定かつ速いペースでステージをこなし、次戦以降にも期待が持てる内容のラリーデビュー戦となりました。
JN2クラス 13位
CUSCO WinmaX DUNLOP GR Yaris
Dr:田村 吾郎(たむら ごろう)選手
Co-Dr:鶴巻 駿介(つるまき しゅんすけ)選手
JN2クラス出場の田村吾郎 / 鶴巻駿介組GRヤリスはクラス13位、総合20位でフィニッシュ。開幕戦がラリーデビューだった田村選手ですが豊富なレース経験を活かし無事全ステージをクリアしフィニッシュしました。
今大会は麻生工科自動車大学校の学生メカニック3名がチームに加わり、3日間サービススタッフとしてご協力いただきました!ありがとうございました!
応援いただきました皆様ありがとうございました。次戦、第3戦『YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良』は5/16-18に開催されます。引き続き応援よろしくお願いします。
photos by Mitsuru Kotake
|2025全日本ラリーRd.2 唐津・Zeal / Bayden組がMCC2位入賞!| |