ドリフト
2023.08.20
松山北斗選手が3位表彰台獲得!
箕輪大也選手も5位に食い込む!!
8月19-20日滋賀県のグランスノー奥伊吹にてFORMULA DRIFT JAPAN Rd.5が開催されました。CUSCO Racingからは大会中に14歳になったばかりであり、現在シリーズランキングトップの箕輪大也選手と草場佑介選手、金田義健選手、松山北斗選手の4名のドライバーが参戦しました。
左から、松山北斗選手、箕輪大也選手、草場佑介選手、金田義健選手
現在シリーズランキングトップの箕輪大也選手は、つい先日14歳の誕生日を迎えました!
<予選1>
19日に行われた予選1は猛暑の中、ドライ路面で開催。
前戦ではTOP32に進めず雪辱に燃える金田はキレのある走りでいきなり85点を獲得し、TOP32進出を手中に収める。草場は安定した走りで82点。松山も86点を獲得して決勝進出を確実にした。シリーズトップの箕輪は練習走行ではアジャストしきれなかったが、さすがの安定感で94点をマークしてトップタイを獲得した。
#770金田義健選手85点(ライン24点 アングル25点 スタイル36点)
#77草場佑介選手82点(ライン25点 アングル25点 スタイル32点)
#774松山北斗選手86点(ライン23点 アングル26点 スタイル37点)
#771箕輪大也94点(ライン28点 アングル27点 スタイル39点)
<予選2>
予選2もドライ路面で開催。
#770金田義健選手79点(ライン22点 アングル25点 スタイル32点) 予選14位
#77草場佑介選手86点(ライン27点 アングル27点 スタイル32点) 予選11位
#774松山北斗選手0点(ライン0点 アングル0点 スタイル0点) 予選13位
#771箕輪大也0点(ライン0点 アングル0点 スタイル0点) 予選2位
金田はゾーンエリアの白線が直前でひき直されたことでグリップが低く、姿勢を崩してやや得点が伸びないが好調さを維持。草場は得意の緻密な走りでしっかりと得点を伸ばしてきた。松山は単走優勝を目指して思い切って飛び込んだところラインを外してコースオフ。クラッシュパッドと軽い接触があったがTOP32までには問題なくリペアできるレベルだった。箕輪は1本目同様の走りを目指したというが、ゾーン2から3にかけての振り返しで角度が付きすぎてスピン。無得点となった。箕輪はトップタイの94点が最高得点だったが、セカンドポイントが0となり予選2位でTOP32に進むことになった。
<TOP32>
20日に行われたTOP32決勝トーナメントは9:00にスタート。天候は晴れ。前日以上に気温が上がる天気予報のなか、トーナメントがスタートした。
予選13位の松山北斗は予選20位の末永直登と対戦。両者譲らぬ走りでワンモアタイムに突入。2本目は先行で松山選手が圧倒。TOP16に進出となった。
予選2位の箕輪大也は予選31位の久保和寛と対戦。スピードと角度で圧倒し、久保選手に勝利。順当にTOP16に勝ち進んだ。
予選14位の金田義健は予選19位の玉川艶哉と対戦。金田先行では圧倒するも、後追い時にゾーン2、3でラインが小さくなり惜しくも敗退。
予選11位の草場佑介は予選22位の水谷大地と対戦。先行草場で1コーナーに飛び込んだ際に一瞬振り出す位置が遅れたことからコースアウト。クラッシュして走行中止となる。ダメージはほとんどなく、素早く修復して復帰。チェイスではアドバンテージがある走りを見せるも、クラッシュの影響で敗退となった。
<TOP16以降>
13:00からはTOP16トーナメントが開始。さらに気温は上がり、クルマにもドライバーにも観客にも厳しいコンディション。
松山選手は今前田選手と対戦。リード、チェイスともに非の打ち所のない走りで松山選手が勝利。TOP8へ進出した。
箕輪選手はマッド・マイク選手と対戦。チェイス時にマッド・マイク選手がクラッシュするが、ギリギリで回避して停止した箕輪選手はノーダメージでTOP8へ進出した。
TOP8では松山選手はユキオ・ファウスト選手と対戦。隙のない走りでリード、チェイスともに安定した走りで松山選手が勝利。準決勝へと駒を進めた。
箕輪選手は山下広一選手と対戦。箕輪選手のリード時はミスのない走りで互角かそれ以上の走りを見せるが、箕輪選手のチェイス時にゾーン2&3でラインが小さくなった部分があり、惜しくも敗退となった。
準決勝で松山選手は小橋正典選手と対戦。松山選手チェイスからスタートするがゾーン1途中で駆動系にトラブルが発生。5分間ルール適用も修復が叶わずここでリタイヤとなった。
応援いただきました皆様ありがとうございました。次戦Rd.5岡山国際サーキットは10月7-8日に開催されます。引き続き応援よろしくお願いします!
<ドライバーコメント>
77 Team Cusco Racing GR86 草場佑介選手
予選11位、総合21位
マシンセッティングも決まっていて、良い走りができていたのですがTOP32で敗退してしまいました。リード時にチェイス車が並んでいたことで思ったようなラインが取れず、振り出しが遅れてしまいコースアウトしてしまいました。しっかりと自分の走行ラインを確保できなかった自分のミスでした。悔しいですが残り1戦全力で頑張ります。
#770 Cusco Racing GR86 金田義健選手
予選14位、総合22位
コースと自分もクルマもマッチングが良く、単走からいい走りができていたと思います。TOP32ではリードの走行でもアドバンテージを得られたかと思いますが、チェイス時に一瞬アクセルONが遅れたことでゾーン2と3のラインが小さくなってしまい敗退してしまいました。単純に自分のミスだけに悔しさがいっぱいです。最終戦ではこの好調さを活かして思い切り魅せる走りをしたいと思います。応援ありがとうございました。
#771 Cusco Racing GR YARIS 箕輪大也選手
予選2位、総合5位
今回は後追いでの精度を高めたいというテーマを持って走っていたので、その点ではリードだけでなくチェイスでもアドバンテージが取れるような走りができるようになってきたのではないかと思います。山下選手との対戦では、チェイスでの見せ場を作ろうとインに入りすぎてラインが小さくなってしまいました。残念ですが次回はもっとチェイスでカッコいい走りができればと思います。ありがとうございました。
#774 Cusco Racing A90SUPRA 松山北斗選手
予選13位、総合3位
準決勝まで進みましたが駆動系トラブルによりリタイヤで3位となってしまいました。対戦相手の小橋選手がすごく乗れていてそれに負けじと進入していきましたが駆動系のトラブルが起きてしまいました。残念ですがこちらもそれだけクルマに負荷を掛けていかないと太刀打ちできなかったので、致し方ない部分もあるかと思います。最終戦岡山国際では今回の雪辱を晴らす走りを見ていただきたいと思います。
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