ドリフト
2023.05.21
WRC王者貫禄の初参戦初優勝
予選からトップを譲らず完全優勝を達成!!
5月20-21日福島県のエビスサーキットにて、FORMULA DRIFT JAPAN Rd.2が開催されました。
CUSCO Racingは開幕戦で優勝した13歳のドライバー箕輪大也選手、草場佑介選手、金田義健選手、松山北斗選手の4名のドライバーに加えて、今回WRC(世界ラリー選手権)2022年シリーズチャンピオンであるカッレ・ロバンペラ選手がGRカローラでスポット参戦。5台体制で挑みました。
20日行われた予選1はウエット路面で開催。初参戦となる#69カッレ・ロバンペラ選手が89点(ライン29点、アングル25点、スタイル35点)でトップタイを獲得。
#77草場佑介選手が76点(ライン25点、アングル22点、スタイル29点)。#771箕輪大也が75点(ライン22点、アングル24点、スタイル29点)を獲得した。#770金田義健選手が75点(ライン25点、アングル21点、スタイル29点)。#774松山北斗選手はアグレッシブな走りで1コーナーに飛び込むがコースアウト。1本目は0点となった。
13時40分に行われた予選2は雨も上がりドライ路面で開催。
#69カッレ・ロバンペラ選手はドライ路面を完璧に走り97点(ライン30点、アングル29点、スタイル38点)を獲得。予選1位を獲得した。#774松山北斗選手は安定した走りで83点(ライン23点、アングル26点、スタイル34点)を獲得して10位で予選を通過。#771箕輪大也選手はややラインが思い通りに行かなかったというが81点(ライン23点、アングル25点、スタイル33点)で予選12位。#770金田義健選手も得点を伸ばして78点(ライン22点、アングル22点、スタイル34点)を獲得し18位で予選通過、#77草場佑介選手はややミスもあり71点(ライン19点、アングル21点、スタイル31点)。1本目がベストとなり予選22位。CUSCO Racingは全員が予選を突破し、日曜日のTOP32トーナメントに進出となった。
21日はTOP32決勝トーナメントが9時20分にスタート。天候は晴れでドライコンディションでのトーナメントとなった。
予選1、2ともに最高得点をマークしたカッレ・ロバンペラ選手は高いコントロール能力を見せて次々と対戦相手を撃破。決勝戦は小橋正典選手の対戦となり、見事ロバンペラ選手が勝利。初参戦にして予選トップ、決勝でも優勝という完全優勝を成し遂げました。
前回優勝の13歳ドライバー箕輪大也選手もセミファイナルまで進出。ロバンペラ選手に敗退するも総合4位を獲得。松山北斗選手も総合7位となりました。金田義健選手はTOP32進出で21位、草場佑介選手もTOP32進出で25位となりました。
セミファイナルではロバンペラ選手と箕輪選手が対戦
応援いただきました皆様ありがとうございました!!
次戦Rd.3 富士スピードウェイは6月9-10日に開催されます。引き続き応援よろしくお願いします!
<ドライバーコメント>
<#69 KR69 CUSCO Racing カッレ・ロバンペラ選手>
予選1位、総合1位
普段自分でドリフトしているスープラとは違いますが、初めて乗ったGRカローラはすごく乗りやすく、走り込むうちにだんだんセッティングもよくなっていきました。採点についてもスポッターから的確な指示があり、それに合わせ込むことができました。トヨタのドライバーとして日本でドリフトの大会に出て優勝でき嬉しいです。
<#77 Team CUSCO Racing GR86 草場佑介選手>
予選22位、総合25位
サスペンションの微調整でさらに乗りやすくなり、フィーリングとしてもすごく好感触でした。上位で戦える確信もありましたが、ややラインを外してしまう部分もあり敗退してしまいました。前回に続いてタイヤの空気圧の調整もうまく行っていますので次回上位に食い込みたいと思います。
<#770 Team CUSCO Racing GR86 金田義健選手>
予選18位、総合21位
予選の前にリアの足まわりにトラブルがあり、パーツを変更したことで若干セッティングが変わってしまいました。そこからイマイチグリップを掴みきれなかったことで上手く波に乗ることができませんでした。次回に向けてしっかりクルマを直して、思い切り攻める走りをしたいと思います。
<#771 Team CUSCO Racing GR YARIS 箕輪大也選手>
予選12位、総合4位
セミファイナルではロバンペラ選手にストレートで遅れてしまいそこからタイミングが合わず、ラインが小さくなってしまう部分があり敗退してしまいました。それでも前戦に続いて上位に入ることができるようになったのは収穫ですし、シリーズランキングを維持して、またぜひロバンペラ選手と戦えたらいいなと思います。
<#774 Team CUSCO Racing A90SUPRA 松山北斗選手>
予選10位、総合7位
クルマは前戦からエンジンセッティングを変えたことで絶好調でしたが、今年ゾーンが変わったこともありドライバー側がいまいちコースに合わせきれませんでした。目標とするロバンペラ選手との決勝まで行けず残念です。次回富士スピードウェイに向けてしっかりと準備して挑みたいと思います。ありがとうございました。
チームの華!高崎くす子ちゃんズの、井上みづなちゃん(写真右)と蒼雪乃ちゃん
|2023 FURMULA DRIFT JAPAN Rd.2 エビス・CUSCOレポート| |