クスコ・ワールドラリーチーム
2022.11.14
11月10-13日に愛知県・岐阜県で開催されたFIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦『FORUM8 RALLY JAPAN 2022』JRCar1クラスに、CUSCO Racingはドライバー柳澤宏至/コドライバー保井隆宏のトヨタGRヤリスをエントリーし、4日間合計13SSトータル191kmのステージを走破しナショナルクラス優勝を果たしました。
チームは12年ぶりの日本開催となる世界最高峰のモータースポーツであるWRCに挑むにあたり、全日本ラリー仕様のGRヤリスをFIA最新の安全規定に準じ仕様を変更。タイヤは指定タイヤのピレリを装着しての参戦となりました。
木曜日のオープニングステージから金曜日のラリー序盤にかけてステージ中断やキャンセルが相次ぎリズムをつかむことが難しい中、限られたステージでサスペンションセッティングなどを変更し、タイヤとのマッチングをアジャストしながらラリーを展開。ワークス勢でもパンクなどのトラブルが発生する難しい状況でしたが、柳澤選手はこれまでの国際ラリーで得た経験を活かし、金曜日、土曜日をノートラブルで走行し最終日をクラストップで迎えました。
最終日の朝、まさかのメカニカルトラブルが発生するもメカニックスタッフの迅速な作業と対応で修復し、再びステージへ送り出すことに成功。ラリー終盤には雨でウェットコンディションとなりさらに過酷さを増す状況の中、コドライバーの保井選手とともにマシンをゴールまで運びクラストップをキープしたままフィニッシュ!チームとしても12年ぶりのWRC参戦でクラス優勝を果たすことができました!
応援いただきました皆様ありがとうございました。また、サービスパークや沿道、観戦ポイントなど現地でご声援いただきました皆様ありがとうございました!
|Rally Japan参戦レポート| |