クスコ・ワールドラリーチーム
2022.07.11
2022年8月8-10日に、北海道ニセコ町を起点にXCRスプリントカップ北海道 第4戦 ARKラリーカムイが開催されました。今回は全日本ラリー選手権との併催で、ステージ数、ステージ距離など全て全日本ラリーと同じスケジュールとなっており、XCRスプリントカップ北海道初の本格林道ステージでのラリーとなりました。
CUSCO RACINGは第1戦からトヨタハイラックスレボ、スズキジムニーの2台を同シリーズにエントリーしており、今大会も番場彬/保井隆宏組ハイラックスレボがXC-2クラスに、兼松由奈/加勢直毅組ジムニーがXC-1クラスに出場しました。
XC-2クラス
CUSCO YH HILUX Revo
driver 番場 彬(ばんば あきら)
co-driver 保井 隆宏(やすい たかひろ)
XC-1クラス
CUSCO DUNLOP Jimny
driver 兼松由奈(かねまつ ゆうな)
co-driver 加勢直毅(かせなおき)
番場/保井組ハイラックスレボは、ラリー序盤から平塚選手/津野選手組ハイラックスと僅差の争いを展開。全日本ラリー組を含めた総合順位で中盤に食い込むタイムを互いにマークするなど、ハイラックス同士のハイレベルなバトルの末、わずか3.4秒届かず2位フィニッシュ。優勝は逃したもののスプリントラリーで想像以上のスピードを見せ、ハイラックスのポテンシャルの高さを証明した1戦となりました。
XC-1クラスの兼松由奈/加勢直毅組ジムニーは、出走1台とライバル不在ではありましたが、兼松選手にとって初のグラベルラリー出場、かつ、60台以上の前走車の後の走行は、路面の荒れなどかなりタフな展開になることが予想されました。実際ステージ上のあらゆるコーナーにできた深いわだち、グレーチングのギャップなど、ラリー序盤とまどいを隠せなかった兼松選手ですが、ドライバーとしての高い順応性とジムニーの走破性をフルに生かし、2日間ノートラブルで全ステージをクリア。恐らくジムニーでは前例がないと思われる、全日本級スプリントラリーでの林道ステージ走破を成し遂げクラス優勝を果たしました。
応援いただきました皆様ありがとうございました。次戦第5戦RALLY NISEKO 2022は8月27-28日に開催されます。引き続き応援よろしくお願い致します。
XCRスプリントカップ北海道は全7戦のシリーズ戦として開催されています。
Rd.1 | 1/30 | 第 36 回 EZO ENDLESS RALLY |
Rd.2 | 2/20 | 北海道ブリザードラリー |
Rd.3 | 6/19 | RALLY SUNAGAWA 2022 |
Rd.4 | 7/8-10 | 2022ARK ラリー・カムイ |
Rd.5 | 8/27-28 | RALLY NISEKO 2022 |
Rd.6 | 9/9-11 | RALLY HOKKAIDO |
Rd.7 | 10/9 | とかち 2022 |
Rd.1 EZOエンドレスラリーレポート
Rd.2 北海道ブリザードラリーレポート
Rd.3 RALLY SUNAGAWA 2022レポート
今回はクルー&スタッフの移動用車両に、大会スポンサーのサッポロカーレンタル様のレンタカーを利用させていただきました。ありがとうございました。
|XCRスプリントカップ北海道 Rd.4 ARKラリーカムイ参戦レポート| |