イベント情報
2018.09.03
ラリー競技人口の増加を受け、TRDが新シリーズを発足!
トヨタの世界ラリー選手権(WRC)復帰参戦や、ラリーを題材とした映画『OVER DRIVE』の公開、さらには来年のWRC日本開催の招致活動が展開されるなど、ますますラリーファンの増加が予想される昨今、実際にラリー競技に参加する人も急増中。初心者向けの大会である「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ」は年々参加台数が増え続け、参加申込が出走可能枠を上回ることも。
そのラリーチャレンジや、県シリーズからのステップアップの場として、2019年より新たなシリーズ戦としてスタート予定の「TRD RALLY CUP」。来年の本格始動を前に今年10月、11月に「TRD RALLY CUP プレシーズンマッチ」が開催される。
キャロッセはこのプレシーズンマッチへのCARトップ編集部ラリー女子参戦企画をサポート&応援します!
参加可能車両はヴィッツと86/BRZに限定
トヨタ ヴィッツ 1.5ℓ(NCP131/NCP91)が「CUP-1」、トヨタ86/スバルBRZが「CUP-2」と、クラス分けはこの2クラスのみ。エンジン、ECUは無改造、ラリータイヤ限定などコスト抑制を狙った規則や、現場での補修部品の提供(有償)なども予定されており、全日本ラリーなどへステップアップを希望している中級レベルの参加者がより参加しやすい環境づくりを意識している。
クラス設定 | CUP-1 | ヴィッツ1,500cc限定(NCP131/NCP91) | 車両規定:RJ/RPN/RF |
CUP-2 | トヨタ86(ZN6)・スバルBRZ(ZC6) | 車両規定:RJ/RPN/RF |
TRD RALLY CUPは、県シリーズやTGRラリーチャレンジからのステップアップ、さらには全日本戦などの上級ラリーへのステップアップを後押しするとともに、地方ラリーの活性化も開催のねらいとなっている。
CARトップラリー女子の参戦車両クスコ86
もとはGR86/BRZレース車両
今回の参戦車両は、実際にGR86/BRZレースに参戦していたマシン。ラリータイヤに交換するだけでほぼ出場可能な状態に。
TRD RALLY CUPの車両規則はJAFのRPN/RJ/RF規定を基本に、2020年からは統一安全規定やワンメイクサスペンションの導入が予定されている。エンジンおよびECUは無改造、タイヤはラリータイヤに限定することでコストダウンを計っている。
来年までロールケージに制限はないが、2020年以降は車両規定に合致したロールケージの装着が義務付けられる。
クスコ86にはYOKOHAMA ADVAN A036を装着。ターマックから硬質ダートまでカバーしてくれるラリータイヤだ。
クスコ86のクルーはこの2人!
ドライバー:水原 亜利沙
ラリー1年目。FR使いドリフト女子。S13シルビアでドリフトしているモータースポーツ大好き女子!
コ・ドライバー:中村 理紗
CARトップ編集部員。ラリー3年目。県シリーズ、TGRラリーチャレンジに参戦中。これまで86とアクアでコ・ドライバーを務めている。
まだ顔合わせが終わったばかりの水原選手と中村選手。今後のこの2人のラリー女子奮闘記はCARトップに掲載されるとのことです!応援よろしくお願いします!
写真提供:CARトップ編集部
2018 TRD RALLY CUP プレシーズンマッチ詳細
2018年はJAF地方選手権に編入開催
第1戦
10月7日(日)シロキヤラリー in 豊根(愛知県) 問い合せ・申込:シロキヤラリー事務局 TEL 0565-28-6524 e-mail srs@hm.aitai.ne.jp URL http://srs-works.jp/sports/sports.html |
第2戦
11月11日(日)南房総ラリー2018(千葉県) |
TRD RALLY CUPに関しての問合せ先
株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント MS商品事業室 担当:梨木
TEL 045-540-2528
e-mil nashi-ki@toyota-ttc.co.jp
TRD RALLY CUPプレシーズンマッチ開催リリース(TRDオフィシャルサイト)
|TRDが中級者向けラリー新シリーズを発足| |