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クスコ・全日本ラリー

竹内 BRZが最終戦で3勝目!
ドライバーに続きコ・ドライバータイトルも決める!

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2014年全日本ラリー選手権(JRC)第9戦「新城ラリー2014」(ターマック)が11月1-2日、愛知県新城市で開催された。
 

例年、数万人規模の観客動員数を記録する新城ラリーだが、昨年に続きサービスパークが設置された新城総合公園には、陸上競技トラックに設営されたグラベルのデモランコースや、外周路を使用したギャラリーステージ、そして往年の名ラリーカーの展示やさまざまな出店ブースなど、今年も見どころ満載の内容に生憎の悪天候にもかかわらず非常に多くの観客が会場につめかけた。
 

競技は土曜日に「ほうらいせん一念不動」、新城ラリーの代名詞ともいえる雁峰(がんぽう)線の「雁峰北」、「新城総合公園ギャラリーステージ」の3ステージを2回ずつ走行。翌DAY2は「雁峰西」、全日本でも屈指のハイスピードステージ「作手(つくで)北」、DAY1の逆走となる「新城総合公園リバース」の3ステージを2回ずつ走行する6SSが設定され、計12ステージトータル距離91.336kmで争われた。
 

このラリーにクスコレーシングは炭山 裕矢/ 保井 隆宏 組の新型スバルWRX STI と、前戦でJN-4クラスのドライバータイトルを決めた竹内 源樹 / 加勢直毅 組のスバルBRZの2台のマシンをエントリーした。
 

DAY1の朝、前日からの雨が降り続く中ラリーがスタート。するとSS1からウェットコンディションに足元をすくわれリタイヤする車両が続出。続く雁峰ステージはさらに道幅が狭くツイスティな上に、雨により極度にスリッパリーな状況。ドライはもとよりウェットコンディションともなると、その攻略は非常に難しいものとなるが、ここでもコースオフなどにより戦線を離脱する車両が続出し、SS2を終えた時点でリタイヤ8台という波乱の幕開けとなった。

そのような状況の中、新城ラリー初参戦となる
炭山は新型WRX STI での2戦目のラリーに臨むが、SS1で電装系トラブルが発生し序盤から大きく出遅れてしまう。このトラブルが大きく影響し初日をクラス7位で終えると、2日目での挽回はならずそのままのポジションンでのフィニッシュとなった。そのような中でもマシンセッティングを幾パターンも試しデータ収集ができたことは、来シーズンに向けての収穫といえる。

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同じく新城ラリー初参戦の竹内は慎重なアプローチながらも、攻めるポイントはしっかり攻めるという走りで6SS中5本でクラストップタイムを刻み、2位に2分近い大量マージンを築きDAY1を折り返す。翌DAY2、雨はあがったもののこの日最初の雁峰ステージには雨が残り全線ウェットコンディション。竹内はここでもクラストップタイムで走り、そのポジションをさらに確固なものにすると、ペースを落とすことなくさらにマージンを広げトップフィニッシュ。見事優勝でシーズンを締めくくると同時に、コ・ドライバーの加勢のタイトルも確定させた。
 

竹内はクスコレーシングからの全日本ラリー出走1年面にして、JN-4クラスでは開幕戦 佐賀、第6戦 京都、この最終戦で優勝し自身初となる全日本タイトルを獲得。そして第7戦の北海道ではJN-6クラスにスバル インプレッサで出場し、大金星となる3位ポデュウムフィニッシュを果たすなど非常に充実したシーズンとなった。ワークス参戦1年面での快挙に、これからの活躍にも期待がかかる若手ドライバーだ。

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2014年 全日本ラリー選手権 JN-4クラス ドライバーチャンピオン
竹内 源樹(たけうち げんき)選手

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今シーズン、JN-6クラスとJN-4クラスの2クラスにまたがりシリーズ9戦中8戦に参戦し、結果としてはJN-4クラス初代シリーズチャンピオン獲得と、ラリー北海道でのJN‐6クラス3位を獲得することができました。

初めての全日本で駆動方式の異なる2台のマシンをドライブさせて頂き、本当に勉強になる1年となりました。

これほど充実し、チャレンジングな1年を過ごせたのも応援頂いた皆様、サポートして頂いたスポンサーの皆様、そしてチームの皆さんのおかげです!
1年間本当にありがとうございました!

 

 

2014年 第1戦 唐津レポート
 
2014年 第2戦 久万高原レポート
 
2014年 第3戦 福島レポート
 

2014年 第5戦 モントレーレポート
http://www.cusco.co.jp/motorsports/all_japan/2014_52014_in.html
 
2014年 第6戦 京丹後レポート
http://www.cusco.co.jp/motorsports/all_japan/6brz.html
 
2014年 第7戦 北海道レポート
http://www.cusco.co.jp/motorsports/wrc/_2014f.html
 
2014年 第8戦 ハイランドマスターズレポート
 
 
 
 
 

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JN‐4クラスチャンピオン竹内選手のBRZにはCUSCOサスペンションキット 『ZERO-3G(ゼロ スリージー)』 ターマック競技用 を装着。ラリー、ジムカーナ、ダートトライアルの第1線で活躍してきたクスコレーシングのノウハウと実績をフィードバックしながらも、リーズナブルな価格を実現した競技専用モデルです。

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竹内選手のコメント
「ZERO-3Gの特徴はとにかくしなやかなことです。競技用サスペンション=硬い、という概念を消してくれます。しなやかに動いてくれるからラリーのような、ドライ、ウェット、フラット、バンピー、ハイスピード、ツイスティ などの様々な路面、コースに対応してくれます。そして、減衰調整クリックに対してリニアに減衰特性が変わることも大きなポイントです!ラリー本番中も各ステージごとにクリックを調整して自分の走りとイメージ、コースに合わせてタイムを狙えます!」
 

 
 



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全日本ラリー第9戦 新城ラリーレポート
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