スーパーGTレースレポート
2007.12.31
●SUPER GT 第9戦 予選(富士スピードウェイ)
土曜日の公式予選、いつもの山野選手に替わって今回は、青木選手がアタッカーを担当。そのために、前日の公式練習でも青木選手が主導する格好でマシンのセットアップが進められていた。これは、前回からの体制強化の一環として、マシンを様々な角度から検証し直すための作戦だった。走り始めから好感触を得て、順調にセットアップを進めてきた青木選手だったが、土曜日の午前中に行われた公式予選、1回目のセッションは曇り空で陽が射さなかったことで、予想外に路面温度が上昇せず、厳しい展開となった。 当初予定していた周回数では充分にタイヤを温めることが出来なかったのだ。専有走行でのアタックを、1分42秒935の15番手で終えた青木選手は、当初の予定通りピットイン。替わった山野選手が予選通過基準タイムをクリアした後、2セット目のフレッシュタイヤに履き替えて再度のアタックとなった。GT500との混走時間帯だったが、意外にもクリアラップをとることが出来、青木選手は1分42秒829へとタイムアップ。13番手へと少しだけポジションアップした。ただし、前回に続いて確かな手応えを掴むことが出来たのも事実で、2人のドライバーも「思うようなクルマに仕上がりつつある」と口を揃えている。先ずは日曜日の決勝。着実に走ってキッチリと完走。データを採るとともに、シーズン総決算を入賞で飾りたい!
●スタッフボイス:山中芳樹チーフエンジニア
●ドライバーズボイス:山野哲也選手
●ドライバーズボイス:青木孝行選手 |
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|Rd.9/予選 Round 9 富士| |