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クスコ・全日本ラリー

 

JRCツール・ド・九州で新たなチャレンジに臨んだCUSCO勢が活躍
新型WRX STIの炭山が魅せる走り、プジョー208GTiの柳澤はポディウム争いと大健闘

ツール・ド・九州2015 in 唐津 CUSCOムービー

 

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2015年JAF全日本ラリー選手権(JRC)第1戦「ツール・ド・九州2015 in 唐津」(ターマック)が4月10-12日、佐賀県唐津市周辺で開催された。

 今季も全9戦で構成されるJRCだが、今季はうち6戦が舗装戦。その先陣を切って、今年も九州・佐賀県の唐津でシリーズの開幕を迎えた。今イベントにエントリーした全クルーが揃って唐津神社に参拝した後に、セレモニアルスタートではギャラリーに囲まれながらスタートしていく光景もシーズン開幕の恒例となった。


 CUSCOレーシングからは、昨年のアジアカップチャンピオンドライバー炭山裕矢(すみやま ゆうや)が、保井隆宏(やすい たかひろ)コ・ドライバーと今季は主戦場をJRCに移してエントリー。マシンは昨年チームメイトの柳澤宏至がラリー北海道でデビュー戦ポディウムフィニッシュを果たしたスバル新型WRX STIだ。炭山自身も昨年のJRC終盤の舗装2戦でこのマシンをドライブしたが、その際、ラリー北海道時には発生しなかったトラブルに見舞われており、シーズンオフの間に改良に臨んで今季の開幕を迎えた。また昨年新設されたJN4クラスで初代チャンピオンに輝いた竹内源樹(たけうち げんき) / 加勢直毅(かせ なおき)組が、今季はGRB型スバルWRX STIでJN6にステップアップ。竹内にとって、Sタイヤで舗装ラリーに挑むのは初めてだ。

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CUSCOレーシング ADVAN WRX STI
左から竹内選手、加勢選手、炭山選手、保井選手

 


 一方、ラリー総合専門誌「RALLY PLUS」とのコラボレーション企画により「ラリープラス・クスコレーシングチーム」が発足。全日本ラリー初登場となるプジョー208GTiの製作をキャロッセが担当し、クルーを柳澤宏至(やなぎさわ ひろし) / 中原祥雅(なかはら よしまさ)組が務める。全日本やAPRCで豊富な経験を誇る柳澤だが、FFマシンでの参戦は10年以上経験がなく、JN5クラスへの挑戦はもちろん、Sタイヤ装着のFFマシンをドライブするのも初めての経験だ。またCUSCOジュニアラリーチームからは、2011、2012年のAPRCジュニアカップチャンピオン、番場彬(ばんば あきら)が亀森隆志(かめもり たかし)選手と組んで、RPN規定のトヨタ86でJN4にエントリー。番場にとってはFRマシンでの参戦は初めてとなるなど、CUSCO勢は新たな試練に挑むシーズンを迎えることとなった。

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柳澤 / 中原 組 ADVAN クスコ RALLY+208GTi

 

 ラリーは4月11日、唐津市にある唐津神社でセレモニアルスタートを行った後、この日は2SSを3回、イベント最長となる11.76kmのロングステージを含む3SSを2回走行する8SSが設定。翌デイ2は、サービスパーク隣接の0.40kmのギャラリーステージを含む3SSを2回ループする6SSの構成。計14SS、総ステージ走行距離71.23kmで争われた。

 

 開幕前の日本列島は、季節の変わり目の不安定な天気が続いており、ラリー開催地周辺もスタート前日まで雨に見舞われていた。デイ1も午前中は前日の雨が路面に残るセミウェット状態だったが徐々に乾いていき、午後には完全なドライコンディションに。好天に恵まれたデイ2は終日ドライコンディションとなった。

 

 今季の全日本ラリー選手権、JN6は全日本タイトルを奪還した奴田原文雄選手の三菱ランサーエボリューションXに、GRB型スバルWRXで挑む元王者の勝田範彦選手、成長著しい若手の新井大輝選手や竹内、新型WRX STIにスイッチする元プロダクション世界王者の新井敏弘選手、そしてアジア王者の炭山らが顔を揃えるなど例年にない活気を見せており、開幕前からエキサイティングな戦いが期待されていた。

 

 接戦が予想される状況の中、新型WRX STIでの3度目の参戦を迎えた炭山は順調な滑り出しを見せ、SS2(3.95km)では3番手タイムもマーク。その後もコンスタントに上位タイムを刻み、4位でデイ1を折り返した。一方、Sタイヤでの初ラリーに挑む竹内もスムースにSタイヤに対応し、SS2 では5番手タイムもマークするなど、まずまずの走りを披露して7位で初日を終えた。

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炭山 / 保井 組 ADVAN CUSCO WRX STI


 一方、全日本戦では4WDターボマシンしか乗ったことがないという柳澤は、プジョー208GTi自体もスタート前に1日テストしただけで実戦を迎えた状態。4WDターボに比べ格段にアンダーパワーのマシンを手探りでドライブするような状況だ。かつてはミラージュでラリーに参戦していた時代もあったが、当時とはタイヤ性能が全く異なり、現在のようなハイグリップタイヤ+FFマシンでのラリーも初めて。しかし、初めてのマシンでもほどなく対応する柳澤のスキルは、昨年のラリー北海道で新型WRX STIをポディウムに導いたことで立証済み。元々ポテンシャルの高いプジョー208GTiを巧みに操りSS2では早くもクラスベストタイムをたたき出した。この日はさらにベストを1回、セカンドベストも2回マークしクラス3位とデイポイントも獲得する上々の内容で初日を折り返した。また、トヨタ86で5年ぶりに全日本ラリーに登場した番場は、初めてのFRマシンでまずは感覚をつかむところからスタート。それでも安定して3〜4番手タイムを重ね、クラス4位でデイ1を折り返した。

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柳澤 / 中原 組 ADVAN クスコ RALLY+208GTi

 

 

 

 注目のデイ2、JN6ではセッティングが煮詰まった車歴の長いマシン勢が勢いを増し、新型WRX STIの炭山は思うようにタイムを伸ばすことができない。それでも、大きなトラブルやアクシデントはなく、同じ新型WRX STIを駆る新井敏弘選手に対しては、この日全SSでタイムを先行。得意のショートSSは2本ともベストタイムをマークするなどイベントを大いに盛り上げ、総合5位で初戦を走り切った。また、竹内はこの日、自身のスキルアップのためいくつかのセッティングと、ドライビングを試しながらも、SS13では5番手タイム、最終SS14では4番手タイムをマーク。6位入賞まであと16秒の7位で、ハイパワー4WDターボマシンでの初Sタイヤ+舗装ラリーを見事に走り切った。

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竹内 / 加勢 組  ADVAN CUSCO WRX STI

 

 混戦模様のJN5を戦う柳澤は一時クラス2位にまでポジションを上げる。SS11終了時点で2位から4位までの差がわずか1.4秒という一進一退の攻防の中、ライバルも完全ドライコンディションになって猛追。ほぼぶっつけ本番のマシンで挑む柳澤は追い上げを許したものの、ポディウムまでわずか7.3秒の4位でのフィニッシュを果たし、プジョー208GTiの予想以上のポテンシャルの高さを見せつけた。トヨタ86でJN4を戦う番場は、この日最長の7.52kmでセカンドベスト、ショートSSではベストタイムをマークするなど大活躍。SS13では、アクシデントでステージを塞いだマシンによりステージ内で停止を余儀なくされたものの、救済措置によりポジションに影響はなくクラス3位でフィニッシュ。デイ2単独では2位に食い込み、デイポイントも獲得してみせた。

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番場 / 亀森 組 番場 ADVAN 高崎くす子 86

 

 

炭山裕矢選手コメント
「新型WRX STIでは昨年の終盤2戦でトラブルが発生し苦い内容となっていたので、シーズンオフの間に制御系などを中心に変更を行いました。今回は順調に走れてはいましたが、まだセッティングが煮詰まっていない部分もありますし、Sタイヤを履いての舗装ラリーは特殊な感覚がありますがイメージはできています。細かい部分での対策をつぶしていくことでまだ改良の余地が十分に残っているので、今後さらに追い上げていきたいと思います」
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竹内源樹選手コメント
「最低限のことはできたと思いますが、もう少し上位陣に迫るタイムが出したかったですね。Sタイヤでの舗装ラリーはもっとクセがあるかと思っていたのですが、予想よりも上手くリズムをつかむことができました。セッティングも煮詰めるまでに至らず、これまでのセットアップでタイムを見ながら、デイ2に入ってからいろいろ試してみました。マシンにダメージを与えることなくフィニッシュできたので、次につながる内容になったと思います。今年は舗装戦が多いので、ターマックをしっかり走り込める一年になりそうですね」
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柳澤宏至選手コメント
「全日本では4WDターボしか乗ったことがなく、FFマシンにSタイヤを履いての舗装ラリーも初めての経験だったのですが、上位陣と秒差で争うことができたのはよかったと思います。JN6クラスのマシンに比べて速度で劣るマシンは、おいしいところを引きだしていく走りが求められるので、その辺りが今後の課題となっていくと思います。ただ、マシン自体もECUもノーマルのままであるなど煮詰める余地はまだまだあるので、これからがさらに楽しみです」
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番場彬選手コメント
「5年ぶりの全日本でFRマシンでのラリーも初めて。コ・ドライバーの亀森選手とは空港で初めて顔を合わせて、86もラリー前に半日運転しただけで今回のラリーに挑んだ状況でした。何とか1日目から感覚をつかみたかったのですが、終わりの方でようやくつかめてきたという感じですね。タイヤの使用本数が6本と制限される中、デイ1がウェットからドライに変わっていったので4本使ってしまい、デイ2はタイヤの管理に苦労しましたが、その割にはセカンドベストがマークできたのはよかったです。JN4クラスのRPN車両は改造度が狭いのですが、その分車重が軽いですし86レース用のタイヤがとてもグリップするので、すごく盛り上がっています。ぜひ注目してもらいたいクラスですね」
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ツール・ド・九州2015 in 唐津 リザルトか主催者HPでご覧いただけます。
http://ww21.tiki.ne.jp/~gravel-msc/

 

2015 JAF 全日本ラリー選手権 第2戦 『久万高原ラリー』は、5月8-10日 愛媛県上浮穴郡久万高原町 美川スキー場跡周辺にて開催されます。

 

 




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