クスコ・全日本ラリー
2011.10.25
今シーズン、クスコレーシングからプロトンサトリアネオで全日本ラリーJN3クラスに
参戦した牟田周平選手が、1シーズン目にしてシリーズタイトルを獲得!
見事、2011シーズンJN3クラスチャンピオンに輝きました!!
牟田選手は26歳の九州男児。
レーシングカートからモータースポーツを始め、全日本選手権で表彰台も獲得。
2008年にラリーに転向、翌年には九州選手権で優勝するなどその頭角を現すと、2010年のラリージャパンにはPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)にワイルドカードでエントリーするなど、確実にキャリアを積む。
そして2011年、キャロッセが日本で初めてラリーに実戦投入するプロトンサトリアのハンドルを託され全日本ラリー選手権JN3クラスに参戦。シリーズ序盤はマイレージをかせぎながらマシンセットアップをしつつも、2戦連続で5位入賞を果たす。
続く第4戦では下りメインのオープニングステージでプッシュするもコースオフ、マシンにダメージはなかったもののステージに復帰できずリタイヤとなった。果敢に攻めた結果とはいえ悔しい内容となった。当初の参戦計画により第5戦はスキップ。そして迎えた第6戦のラリー洞爺では、クスコジュニアラリーチームで同じサトリアネオをドライブする明治慎太郎選手と激しいデッドヒートを展開したが、ここは明治選手に軍配が上がり2位となる。
ここが勝負どころと臨んだ第7戦のラリー北海道。
SS1からプッシュしたという牟田選手は、19ステージ中7ステージでトップタイムをマークし圧勝!自身初の全日本ラリー選手権優勝を果たした。
ポイントリーダーとなり迎えた最終戦の新城ラリーでは、ベテランコ・ドライバー星野元選手のアシストもあり、ライバルのポジションをにらみつつ完璧なラリー展開。5位に入賞しシリーズタイトルを手中に収め、見事参戦1年目でチャンピオンとなった!
牟田選手 チャンピオン獲得のコメント
「JN-3チャンピオン獲得、本当に嬉しく思います。
チームが用意してくれたプロトン サトリアネオは常に安定したスピード・耐久性を発揮してくれましたし、ドライバーとしてマシンの性能を引き出すこともできたのではないかと思います。
また、チームの皆さんが一生懸命頑張ってくれた結果です。
ご声援、本当にありがとうございました。」
牟田周平選手 2011年全日本ラリー選手権 JN3クラスリザルト
第1戦 ツール・ド・九州 in 唐津 【スキップ】
第2戦 久万高原ラリー 【5位】コ・ドライバー 保井隆宏
第3戦 HIMUKA RALLY in 美郷 【5位】コ・ドライバー 加勢直毅
第4戦 がんばろう福島 MSCCラリー 【リタイヤ】コ・ドライバー 加勢直毅
第5戦 ラリーハイランドマスターズ 【スキップ】
第6戦 ARK RALLY 洞爺 【2位】 コ・ドライバー 星野元
第7戦 ラリー北海道 【1位】 コ・ドライバー 星野元
第8戦 新城ラリー2011 【5位】 コ・ドライバー 星野元
|牟田周平選手 シリーズタイトル獲得!!| |