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スーパーGTレースレポート

Round 1 SUZUKA 300 GT
Rd.1/決勝
●決勝走行のポテンシャルに好材料
 08秒台コンスタントのペースで周回を重ねたが・・・
 次戦こそポイント獲得を視野に入れ完走だ!

冷え込みは厳しかったものの快晴に恵まれた3月18日(日曜日)、鈴鹿サーキットでは07年GTシリーズ・開幕戦の決勝レースが行われた。全日本GT選手権(JGTC)の時代から数えて11年目のシーズンを迎えたクスコレーシングは、チーム体制を強化、シンメトリカルAWDのクスコDUNLOPスバルインプレッサは、そのネーミングからも分かるように、今シーズンから装着タイヤをDUNLOPにコンバート。3万人の大観衆が見守る中、新たな一歩を踏み出すことになった。

そもそもが革新的なパッケージングのマシンだが、さらにタイヤをコンバートしたことで熟成に時間がかかり試行錯誤の日々が続いているが、金曜日の公式練習、土曜日の公式予選と、この週末はトラブルフリーで快調に走行。予選17番手と、ポジションこそ下位に低迷していたものの、熟成の進んだ後輪駆動のインプレッサと同等以上のタイムをマーク。いよいよ「本来のスタート地点に立った」状態で迎えた決勝レース。是が非でも完走し、鈴鹿サーキット(AWDとなって初めてのレース)での走行データを蓄積し、次回以降に繋げるのが、今回のテーマだった。

激走!

スタートを担当したのは山野哲也選手。無用なアクシデントは厳禁、さらに加えてタイヤのライフ確認もあって、山野選手は先行するZを無理にパスすることもなく、淡々と走行を続けていった。GT500クラスではトラブルやアクシデントで後退するマシンがあったものの、GT300クラスは各車安定して周回を重ね、山野選手もスタートで一つだけポジションアップしたものの、以後はポジションキープの走行となった。

23周を終えたところで山野選手はピットイン。タイヤ交換&ガソリン補給のルーティンワークを終え、青木孝行選手に交替する。だが、ここでハプニング。給油装置にトラブルが発生、予定して量のガソリンを補給できないまま、青木選手はピットアウトしていった。青木選手も山野選手と同様、2分08秒台コンスタントの安定したペースで周回。ガソリン補給のための、予定外のピットインを除けば、順調にチェッカーを迎えられるはずだった。しかし、残り数周となったところでマシントラブル発生。青木選手はコースサイドにマシンをストップ、悔しい開幕戦を終えることになった。

ピットイン

●スタッフボイス:大溝敏夫監督

「チームとして11年目のシーズンを迎えた今回は、ノートラブルで確実に完走し、1ポイントでも多くポイントを稼ぐことが目標でした。金曜、土曜とノートラブルで、好い流れで決勝を迎えただけに、補給装置のトラブルとマシントラブルは非常に残念でした。昨年、AWDにコンバートしたのですが、開幕戦はマシンがまだ出来上がってなく、また夏場の1000kmもパスしていたから、AWDで鈴鹿を走るのは(2週間前の合同テストを除けば)今回が初めて。だからぜひとも完走して、データを蓄積したかった。トラブルを除けば、8秒台でコンスタントに走れただけに、トラブルが悔しいです。トラブル対策など、これおからまたメカニックもエンジニアも、ハードワークが続くと思いますが、頑張ってマシンの熟成を進め、上位でバトルできるように仕上げていきたいですね。」

●スタッフボイス:荻久保監寛テクニカルディレクター

「ガソリンの補給装置に関しては、新しいシーズンを迎えるに当たって、トラブルを未然に防ごうと、ホースを交換したのですが、そのホースにトラブルが出てしまうなんて・・・。マシントラブルも含め、次回のテスト(3月27~28日・富士)までには対策できると思います。」

●ドライバーズボイス:山野哲也選手

「いろんなことが、今日のレースに集中したみたい。クルマ自体は、もちろんまだまだ速くしていく必要はあるけれども、今日の状態は意外と悪くなかった。8秒台でコンスタントに走れたからね。前を走っていたZよりも、むしろ速いペースで走れていたほど。でも、タイヤのライフを確認する必要があったし、無理をしてアクシデントになっても仕方ないから・・。だから最後まで淡々と走りました。今日は余計なトラブルがあったけど、次回はちゃんと走り切りたいですね。そして着実に、マシンを速くしていきたい。第2戦は4月初めの岡山ですが、その前のテストも、重要になってくると思います。」

●ドライバーズボイス:青木孝行選手

「今回、トラブルもあったし苦労もしたけど、サーキットに持ち込んだマシンのポテンシャルは、まずまず引き出せたと思います。8秒台でコンスタントに走れましたからね。後は、サーキットに持ち込むマシンのポテンシャルを引き上げること。でも、チームのモチベーションが高いので、どんどん良くなってくると思います。」

2007年CUSCO Racingチームクルー全員集合
2007年CUSCO Racingチームクルー全員集合!!


チームで研修学習の日本自動車大学校(NATS)の学生
CUSCO Racingの新人メカと
チームで研修学習の日本自動車大学校(NATS)の学生

クスコトータルベネフィットレースクイーン
ブルーのコスチュームは
クスコトータルベネフィットレースクイーン
(青山香さん・杉澤未来さん)



ドライバーとエンジニア
決勝のスタート前にドライバーとエンジニアの最終ミーティング。

防火服(右)と消化器
防火服(右)と消化器でマシン火災にも万全。

スタートドライバーの山野選手
スタートドライバーの山野選手は、青木選手の見守る中、集中力を高めていく。

スタート前のセレモニー
スタート前のセレモニー、神妙な面もちで君が代を聴く。

17番グリット
17番グリットからの視界

いざレース!

いよいよスタート
鈴鹿サーキット名物の大観覧車をバックにいよいよスタート。

スタンバイする青木選手
ドライバー交代を前にスタンバイする青木選手。


クスコサーキットレディ

クスコサーキットレディ

中野小百合(さゆりチャン
中野小百合(さゆりチャン)

上原やよい(やよいチャン)
上原やよい(やよいチャン)


Rd1/決勝 Round 1 SUZUKA 300 GT
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