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2009.02.04
★☆★クスコ マガジン★☆★2009/2/4 Vol.059

2009/2/4  Vol. 059 

■クスコレーシング便り
  [ラリーが面白い]
■製品ニュース

◆◆◆ クスコレーシング便り ◆◆◆

今回は、全日本ラリー選手権、ラリーJAPANなどに参戦している、ラリー大好き!!の大嶋治夫選手からラリーについて語っていただきました。

モータースポーツの中で1番奥が深いのはラリーだと思う。
人間がその競技をするために作ったフィールドではなく、林道とか自然なものであり、自分で描いたものでなく想像がつかない所を走る…それがラリー。
想像がつかない、それがラリーの魅力。人間の人生は明日どうなるかわからない。それに通ずるものがある。
レッキで事前に走ったりしても、コーナーは分かっても、走れば路面状況が変わり分らないし、それも魅力だ。

ラリーの楽しさはやってみるのが1番だ。やってみると本当に楽しい!
登山みたいなもので、「あの山登って来たんだよ」って言っても「あぁそう」で終わってしまう。登った人にしかわからないものがそこにある…そこがラリーと似ていると思う。
作られたコースだとそこそこ先が読めるが、ラリーの場合はその正反対で、例えば雨が降った、鹿が出てきた、レッキでは無かった石が出ていたなど、ペースノートに書いていないような事が起こる。そんな想像がつかない事が起こる事が魅力だ。もう30年走っているけど、全然飽きないんだよね。一通りの遊びや酒も飲むけれど、ラリーほどの面白さは無いんだよね。何で?ってきかれても困るんだけど、そうなんだ。
簡単に言うと‘真剣’なんだよね。横にコ・ドライバー乗せて走るっていうことは人の命を預かって走るってことだし。自分だって死にたくないしぶつかりたくもない。だから一生懸命練習するんだ。他の競技と違って、ラリーは、「あっ!」って思った時にはもう落ちてるからね。
面白さは言葉では伝えられないなぁ。一言じゃ語れない。何十年やっている選手の誰にきいてもそうだと思う。

全日本で走っている吉澤はジュニアカートから始めてフォーミュラ走ったりしたレース上がりなんだけど、「ラリーやってみるか!?」と言ったところ、「やってみます!」ということで、始めたら、あまり成績は良くないんだけど面白いってはまっちゃって、ラリーやりたいからって一生懸命仕事してるんだよね。ぶつかったり、リタイアしたりすると、仕事で稼いだお金をつぎ込むんだけど、面白くって止められないんだよね。

ラリーを始める第一歩は、冷静に考えたら無理だね(笑)。スキーもしたい、いいクルマに乗りたい、そして趣味としてラリーをやりたいって思っているようじゃ、無理。絶対に続かないよ。そんな甘いものじゃないからね。正直、やりたい事全部やめてラリー1本にしたって、お金は足りないくらいだからね。それでもっていうくらいにのめり込まないと続かないよ。お金はかかるし危険も伴うから簡単には勧められない。ラリー人口が減っているのは当然だと思う。今は、ゲームの中のバーチャルな世界で楽しめるもんね。ぶつかってもタダだしリセットすればまた走れるし。今の若い者はなかなかのめり込めないよね。かっこいいとこだけ見て始めても、1年か2年で止めちゃうのが殆どだよ。なりふり構わずやらなくちゃ。そういう人を否定しているわけじゃなく、それくらい奥が深いものなんだということ。人口が減っているのも仕方ないことよ。今は楽しい事いっぱいあるのだから。かと言って、それほどのめり込める楽しい事ってそんなにあるの!?って思う。やってやるぞ!という強い意志が無いとやっていけないよ。ラリーだけでなく極めてやるぞっていう意志がね。

自分がラリーを始めたきっかけは、先輩のクルマの横に乗って「何だこれは!?」と思ったり、自分で走って感動したりしたりね。
それこそ、なりふり構わないでやっていたよね。着るものだってもらったものとか、賞品だとか。練習行く時は、カップ焼きそば持って行って夜中にお腹が減ると、それをかじるんだよ。
あと、峠の走り屋とは走る次元が違うんだよ。…俺もそうだったけど、それで走り屋はやめたんだ。
峠屋さんも、きちんとしたレギュレーションにのっとってラリーを走るといいと思う。
現在、ラリーの裾野は狭くなっているけれど、それを広げるのは大変だよ。半端な気持ちで始めるとすぐに嫌になっちゃうからやめた方がいい。やるんだったらきちんとテクニックを身につけてやらなくちゃ。世界に通用するドライバーになるんだったら、若いうちからきちっとやらなくちゃだめだし。でも、それをやろうとすると日本では三ない運動とかあって高校生のうちからは乗れないし、難しいよね。フィンランド辺りじゃ16歳くらいからWRカー乗っちゃうもんね。日本じゃ話にならないよね。あと、センスが必要だね。まぁ、これは頂点を目指そうとしいている人達への話だけど。

若い人たちには舗装イベントって結構人気があるんだよね。2輪駆動でもそこそこいくし、ファミリーユースや通勤にも使える車でOKだしね。ヴィッツやコルトなどのコンパクトクラスのタウンカーでもいいと思うよ。楽しむためにラリーをやるのなら十分それでいいと思う。クルマも高くないし、スピードはあまり出ないし、軽いし、タイヤも減らないしね。それでいいんだよ。
友達と出て、楽しんで長く続けていけるよ。
ラリーで頂点を目指すには、沢山のお金やドライブセンスがいるけれど、そうでなければ、そういうのも面白いと思うし、とっつきやすいね。そういう競技のやり方も楽しいよ。
お金が無くなったら休んでまたやればいいし。ハードルは高い競技じゃないよ。

今年は、全日本ラリーは追わないで、APRCラリー北海道に出る予定です。ダートでコースもいいし走り甲斐があるしね。
 
■大嶋治夫
■群馬県在住
■生年月日:1959年3月5日
■ラリー歴:根っからのラリー選手で20代より全日本ラリーに参戦し、着実に入賞や優勝を手にしてきている。
 昨年はWRCラリージャパンにも参戦しWRカーを含む全車の20位の成績をおさめた。
■レーサー大嶋和也選手の伯父


◆◆◆ 製品情報 ◆◆◆

■新型オデッセィ(RB3)
 ・ZeroWagonE ¥161,700(税込)
■パレット(MK21S)
 ・コンパクトK ¥123,900(税込)
■新型フォレスター(SH5)
 ・SUV ZERO2E ¥220,500(税込)
■新型オデッセィ(RB3)
 ・Vacanza WAGON ¥89,250(税込)
 ・Vacanza WAGON リア8段仕様 ¥101,850(税込)
■エクシーガ(YA5/YA4)
 ・コンフォート ZERO2E ¥220,500(税込)
■新型キューブ(Z12)
 ・コンパクトZERO1 ¥155,400(税込)
■コペン(L880K)
 ・コンパクトK ¥138,600(税込)
■ヴァンガード(GSA33W)
 ・SUV ZERO1 ¥155,400(税込)

 詳細はブログをご覧下さい。
 

◆◆◆ 編 集 後 記 ◆◆◆
 今回の大嶋選手の言葉はいかがでしたか。メルマガの読者の皆さんの中にもラリーだけでなく他のモータースポーツや色々な事にいま一歩踏み出せない方もいらっしゃると思いますが、大嶋選手の言葉が一歩を踏み出すきっかけになれば良いと思います。

 次の発行日は、3月4日(水曜日)発行です。
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