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クスコ・ワールドラリーレースレポート

(c)aprc.tv

2011年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第4戦「インターナショナル・ラリーオブワンガレイ」が7月15-17日、ニュージーランドの北島にあるワンガレイ周辺で開催された。ペルタミナクスコレーシングのリファット・サンガー(インドネシア)/スコット・ベックウィズ(オーストラリア)組(三菱ランサーエボリューションX)は、シリーズ首位につけているパシフィックカップタイトル(今イベントが最終戦)獲得を目指しての現地入り。ま たプロトンクスコラリーチームの番場彬/保井隆宏組(プロトンサトリアネオ)も、初代APRCジュニアカップタイトル獲得を狙う。そして今回も番場選手の チームメイトとして、元APRCチャンピオンドライバーであるマレーシアのカラムジット・シン選手がサトリアネオでエントリーした。
WRCでも使用されてきた名ステージが多く残るワンガレイ周辺のグラベル路は、世界のラリードライバーたちをも魅了する高速ステージ。路肩が落ち込む馬の背状のキャンバー路に連なる連続コーナーを、リズミカルに重心移動させながらマシンがクリアしていく様子はWRCの名物シーンの一つだ。今回のラリーでは、15日にワンガレイ周辺でオープニングセレモニーが行われた後、16日にはイベント最長の40.63kmステージやワンガレイに設定された1.5kmのスーパーSSを含む4SSを2ループする8SSが設定。翌17日には、さらに4SSを2ループする8SSと2日間で合計16SS、301.90kmのステージで構成された。
南半球の7月、季節は冬。ルート周辺はラリー前から大雨が続いた影響で、ステージにはウェット部分が多く残った。さらにラリー中も、日差し、雨、霧と目まぐるしく変わる不安定な天候が続いた上に、とりわけ再走ステージでは地盤の粘土質が掃き出され、極めてスリッパリーなコンディションとなった。この難しいコンディションにタイトルを懸けて挑んだリファット・サンガー選手だったが、SS2で痛恨のコースオフ。目前に迫っていたタイトル獲得を逃してしまったが、翌日は再スタートを果たし中盤からペースアップ。ワイルドカード枠の地元強豪勢と互角のバトルを展開し、デイ2単独で4位に入り、貴重なボーナスポイントを獲得した。
2010年王者の田口勝彦選手を始め、パワフルな4WDマシン勢でもリタイアやアクシデントが続出するラリーとなったが、その中でも番場選手は、初日から安定してトップ10タイムをマーク。デイ2でも悪コンディションは続いたが、ペースを維持しつつも、大ベテランのシン選手を上回る好タイムも連発する大健闘を見せた。今シーズンのデビュー以来、トラブルフリーのクスコ・サトリアネオグループNの安定性と走破性を存分に披露した番場選手は、ジュニアカップ首位でフィニッシュし、1戦を残した時点で初代ジュニアカップ王者の座を確定。また総合でも8位に入り、APRCポイントも獲得した。さらに2WD部門ではカラムジット・シン選手がトップフィニッシュ、番場選手が2位に入り、プロトンクスコラリーチームが1-2フィニッシュを決めた。
次戦となるAPRC第5戦「ラリー北海道」は、9月30日-10月2日、北海道帯広周辺で開催される。
APRCニュージーランド戦で番場彬/保井隆宏組がジュニアカップタイトル確定!
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