クスコ・ワールドラリーチーム
2012.05.28
APRC第3戦クイーンズランド、マイケル・ヤングがジュニアカップ2連勝
番場彬は2WD部門優勝で最高ポイントを獲得
2012年FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)第3戦「インターナショナル・ラリーオブクイーンズランド」が5月25-27日、オーストラリアクイーンズランド州のサンシャインコーストで開催された。
このイベントには、プロトンR3クスコラリーチーム(PR3C)から昨年の2WDチャンピオン、カラムジット・シン/ヴィヴェック・ポンサムイ組、ジュニアチャンピオンの番場彬/保井隆宏組、マレーシアのジュニアチャンピオン、ケネス・コー/ジャガディフ・シン組がいずれもプロトンサトリアネオ(グループN仕様)で参戦。さらにカスタマープロジェクトとしてキャロッセがサポートするプライベーター、マイケル・ヤング/ダニエル・ウィルソン組がクスコ製サトリアネオでジュニアカップに参戦した。
オーストラリア東海岸のリゾート、サンシャインコーストが舞台となるクイーンズランド戦は、ダイナミックなオーバークレストとルーズグラベルが特徴。ウォータースプラッシュでは毎年のように波乱が起こる。さらにセレモニアルスタートは雨にも見舞われ、ステージ上にもウエットが残りグリップレベルが変化するなど、さらに難しいコンディションとなった。今季は計231.89km・19本のステージが設定された。
ラリーは序盤から波乱続きで、総合上位のS2000勢にもトラブルが続出。シンもSS2を走行中にエンジントラブルが発生してしまう。以前マシンに受けたダメージが、クイーンズランドのラフ路面を走行しているうちに悪化してラジエターとフレームが接触し、水漏れを起こした模様だ。またコーも水渡りの際にラジエターにダメージを受けて、共にこの日を撤退することになった。規則によりエンジン交換は行えないため、メカニックが必死の修復作業を行い、2台が共にレグ2を再スタート。レグ2のみの順位に与えられるボーナスポイントを獲得した。
番場彬/保井隆宏組 プロトンサトリアネオ Gr.N
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(C)APRC.tv
一方、ジュニアカップ(1.6リットル・FF2WD車両、28歳以下のドライバーが対象)では、ディフェンディングチャンピオンの番場彬(プロトンサトリアネオ)が、前戦勝者のマイケル・ヤング(プロトンサトリアネオ)と激しい首位争いを展開。初日は番場が首位で折り返すが、ヤングも9.8秒差で続く。2日目に入ると、PR3Cのチームメイト2人がリタイアし絶対完走の使命を担う番場は、慎重なアプローチを見せる。対するヤングは、渾身のアタックで攻めた開幕ステージで番場に26.2秒差をつけ、首位を奪取する。この差はフィニッシュまで縮まらず、ヤングが開幕戦に続くジュニアカップ2連勝を決めた。番場はジュニアカップ2位で終えたが、APRC総合では5位、同2WD部門では首位に入りマキシマムポイントを獲得する健闘を見せた。
マイケル・ヤング/ダニエル・ウィルソン組 プロトンサトリアネオ Gr.N
APRCの次戦、第4戦「マレーシアラリー」は、7月14-15日、マレーシア南部のジョホールバル周辺で開催される。
関連情報
第1戦レポート http://www.cusco.co.jp/motorsports/wrc/aprc_13.html
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