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2010.02.03
★☆★クスコ マガジン★☆★2010/2/3 Vol.071

2010/2/3  Vol. 071 

■2010東京オートサロン
■クスコ EVジムニー
■新製品ニュース

◆◆◆ 2010東京オートサロン ◆◆◆
 
先月15日~17日まで幕張メッセで開催された2010東京オートサロンに出展しましたが、大勢のお客様がブースにおいで下さり、大変ありがとうございました。
コンセプトカーとして展示したジムニーの電気自動車やターマック(舗装路)仕様のAPRCラリー車、タイムアタック車の他、新製品などに皆様の関心が集まり、楽しんで頂けました。
今後も各地でのイベントにはデモカーや新製品を展示いたしますので、今年もよろしくお願いいたします。
 
3台の展示車が並んだブース。

 
ハイブリッドストラットバーをはじめとした新製品コーナーも充実。
 
第1号の来場者の、川崎さん、斉藤さん、藤村さん。「車高調のZERO3Xいいですねー。クスコ大好きです!」
◆◆◆ クスコ EVジムニー ◆◆◆
 
「車はもっと楽しく速く安全に走れるはず。」というキャロッセ創業者の加勢裕二氏の言葉を胸に、車両の進化を目指してきたキャロッセが次世代に向けての提案がEV(電気自動車)です。
今回は、このジムニー電気自動車を設計したキャロッセの荻久保エンジニアにこの車についてのインタビューをいたしました。

Q:いつ頃から作ろうという構想を持ったのですか。
A:去年(2009年)の8月くらいに持ちました。
タイムアタックでアメリカに結構行っていたのですが、向こうの雑誌を見ているとトライアル用にわざわざジープとかに電気モーターを載せているんですよ。
その記事を見ていると、ガソリンエンジンでは登れそうもない凄い所を登っているんですよ。それを見て、ちょっとそれを作ってみたいなと思って始めたというわけです。

Q:では、今流の「エコカー」を作ろうという理由ではなかったんですか。
A:えぇ(笑)。1番の理由は、トライアルで遊べる車で、ガソリンエンジンをモーターにしたら凄いぞというのを見てみたかったんです。
で、作る理由付けとして後からエコとかがついてきたような感じで。

Q:他の車では考えなかったのですか。
A:ジムニーが最適かなと思いました。

Q:その話をした際の会社側の反応はどうでしたか。
A:話の進め方は、やはりエコで時代的には良いのではないかと(笑)。今注目のEVだから良いのではないかという反応でしたね。
何でジムニーなの?と訊かれたのですが、その時には、トライアル車としての性能が高いことと、実家の長野の方では、冬場に電力会社がジムニーを使って山を上って仕事するんですよ。それをEVにしたら環境にも良いし、簡単に上まで上っていけるので良いのではないかと言いました。

Q:いつ頃から設計を開始したのですか。
A:9月です。8月に考えて9月からです。
図面書きは、1~2週間位だったと思います。それほどかかりませんでしたね。
で、部品を発注して10月に作り出したんです。エンジンを外して、図面で書いた部品を作って、11月いっぱい頃にはもう出来ていました。簡単に言えば、エンジンを外してモーターを積んだって感じです。完全な電気自動車です。

Q:1番苦労したのは何でしたか。
A:作るのはそんなに苦労はしませんでした。エンジンを外して積み替えるというのはGTでやっていた経験があるので、図面も大変じゃないし、それは大丈夫でした。
唯一ちょっと気になったのが、バッテリーでした。今までそれほど高電圧なバッテリーを扱った事が無かったし、テレビでF1を見ていた時に、バッテリーに感電して人がころっと倒れたシーンを見ていたので、あれになったら嫌だなぁと思って。
ですから、最初はバッテリーの扱いでビクビクしていましたねぇ。
だったらバッテリーを空にしておけばいいじゃないかと思うじゃないですか普通に。でも、バッテリーって、傷めないために最初からフル充電されているんですよ。なので、接続とかする時にちょっと間違うとバッと火花が散ったりするので、そこが製作する上で苦労したというか、おっかなびっくりの事でしたね。

Q:どんなバッテリーを使うのですか。
A:リチウムポリマーと言って、要はパソコンや携帯にも使うようなもので、電気自動車用に普通に売っているものです。

Q:他には苦労した点はありませんでしたか。
A:他には、車を作るという点ではありませんでしたが、車検を通すのがちょっと大変でした。これは大分苦労しました。
180ページ位の書類を出していました。内容の殆どは強度検討書でしたね。重量が増えるので、車体がもつかどうかの計算をしたり、モーターに変えるとトルクが倍以上になるので駆動系がもつかどうかの計算をしたり。一生懸命それをするので大分疲れましたね。何度も陸運局に足を運んだので、車検が通った時には、絶対に取れるものだとは思っていましたが、感動しましたね。
オートサロンに出すので年内に絶対に車検を取るようにと去年言われていたプレッシャーもあったので、頑張って取ったという状況でした。
東京では何台かあったらしいのですが、群馬では2台目、しかも改造して作った車では初めてだったもので、大変でした。
でも、もう1度やったので、今後はどんな書類が必要なのかとか分かるので、最初に苦労した分、次やる時には随分楽かなぁと思っています。

Q:では、最後に今後についてをおしえて下さい。
A:去年は、コストダウンしてから販売したいと思っていたのですが、オートサロンだったり色々な人の反響を聞くと、現在の予定価格でも買いたいという人が多いんですよね。

Q:いくら位なんですか。
A:車体は別ですが、だいたい330~350万位ですね。
今後は安全性のテストをどんどんしていく予定です。ジムニーなので、通常に市販される電気自動車と違い、川を渡ったりする人も想定されるので、感電されても困るので、そういう部分だったり、バッテリーの取り扱いとかの安全面をクリア出来れば、年内にでも売りたいなと思っています。
またその後200万円くらいを目標にコストダウンをさせたいと思っています。

Q:今後車種を増やす予定とかはありますか。
A:1車種について膨大な書類を作る手間があるので、10台とか集まれば、今後車種を増やしていきたいですね。どんどん車種を増やして、ジムカーナ用とかのモータースポーツ用とかも作りたいんですよね。

 
インタビュー当日も取材が入っており、荻久保エンジニアも大忙し。
このクルマはもう街中を走っています。見かけたら手を振ってくださいね!

◆◆◆ 製品情報 ◆◆◆

■ギャランフォルティス(CY4A/CX4A)
 リヤスタビライザー ¥23,100(税込)
-詳細はこちら-

■プリウス(ZVW30)
 Comfort ZERO1 ¥155,400(税込)
 Comfort ZERO1リヤ減衰力8段調整 ¥168,000(税込)
 Sport ZERO1 ¥155,400(税込)
 Sport ZERO1リヤ減衰力8段調整 ¥168,000(税込)
 Sport ZERO2(前後減衰力5段) ¥205,800(税込)
-詳細はこちら-

■アコードツアラー(CW2)
 Comfort ZERO1 ¥142,800(税込)
-詳細はこちら-l

■マークX(GRX120/GRX130)
 リヤアッパーアーム フロント側 ¥25,200(税込)
 リヤアッパーアーム リヤ側 ¥31,500(税込)
-詳細はこちら-

■クラウン(GRS180系/GRS200系)
 リヤアッパーアーム フロント側 ¥25,200(税込)
 リヤアッパーアーム リヤ側 ¥31,500(税込)
-詳細はこちら-l

 そのほかの製品情報についてはブログをご覧下さい。

 

◆◆◆ 編 集 後 記 ◆◆◆
 早いもので、年が明けて既に1ヶ月が経ちました。
 今年も全国各地のイベントで皆様とお会いできることを楽しみにしています。
 イベント情報など、クスコホームページでご覧頂き、是非足を運んで下さい。
 今年もよろしくお願いいたします。

 

 次の発行日は、3月3日(水曜日)発行です。
 -クスコマガジンは毎月第一水曜日発行です-

■編集発行元

  株式会社キャロッセ
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