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2006/08/02 Vol. 026
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■クスコレーシング便り
[クスコ スバル ADVAN インプレッサ2006 デビュー戦を終えて]
■今月のイベント情報
■製品ニュース
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◆◆◆ クスコレーシング便り ◆◆◆
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皆さんこんにちは。スーパーGT監督の大溝です。
クスコメールマガジンをいつも読んで頂きありがとうございます。
皆さんからは、「今年のGTはどうしたのですか?」とご心配頂きましたが、やっと第5戦の菅生から、当初の予定通り参加出来ました。
昨年の第7戦のオートポリスの決勝で、作戦、セッティング、ドライビングまでが順調に進み、このまま行けば‥‥と考えた直後に車両トラブルで、リタイヤしました。その時、本当に心の底から「楽しく無い」と思いました。
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その時併せて、応援してくださるファンの皆さんも応援しがいが無いと思っているのではないかフッと考えました
これはいかん、こうなったらモットワクワクする、可能性の有るマシン、夢が描けるクルマでチャレンジをしなければと考えました。
同じようにチーフエンジニアの荻久保も、長年思い描いていたプラン、「AWDのGTマシン」の製作時期が来たと考えていました。
昨年秋から本格的に設計、製作が始まったので、とても今年の第一戦からは参戦は難しい状況でした。シリーズ日程を考え、デビューレースは第5戦の菅生に決定し、5月中旬にはシェイクダウンを行い、初期トラブルを出し切り、セッティングを煮詰め、と言う予定でした。
しかし、シェイクダウンが6月末にずれ込み、準備不足で菅生のレースに臨む事になってしまい、結果はリタイヤでした。
しかし、スタッフは、本当に良くやってくれました。睡眠時間、休日を削りながら。その努力が報われなかった、彼ら自身が泣きたい程、一番悔しかったと思います。
しかし、レースは結果です。
自分達の思い、知恵、知識、技術に未だ足りない部分が有ると言う事です。
しかし、金曜日の雨の中の走行で、最終的には2番手になりましたが、何回もリーダーボードの一番上に「クスコスバルADVANインプレッサ」の車名が表示されました。
今後は、雨が降れば、一番速いマシンをまず完成させます。
その次には、菅生、モテギ、オートポリスで速いマシンに造りあげます。
雨の中で速いマシン=コントロールしやすいマシン=安全なクルマ
菅生、モテギ、オートポリスで速いマシン=アップダウンが有り、コーナーが多く、サーキットとしては道幅が狭く、エスケープゾーンが狭いコースで速いマシン=一般道路に似た環境で、速く、楽しく、快適なクルマ
と考えています。クスコは、レース活動を行ないながら、クスコ製品の開発をしています。
味わった悔しさ、流した涙が、成長の糧として、自分達のパワーの源として、一歩、一歩、前進します。皆さんの応援が、歩みをより確実にします。
クスコの「AWD GTマシンプロジェクト」は、今、新たな歴史の1ページを、開きました。
皆さん、共に歩みませんか。応援よろしく。
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皆さんこんにちは!クスコレーシングチーフエンジニアの荻久保です。
菅生のデビュー戦&もてぎ合同テストを終えてやっとワークショップに戻って着ました。
GTレーススタッフみんな体力的にはヘトヘトですが今後のGTカーの可能性が少し見えて来て表情は非常に明るいです。
皆さんも既に雑誌&HP等でご存知とはおもいますが今回のGT新型車両クスコスバルADVANインプレッサは“世界初トランスアクスル方式SYMMETRICAL AWD”を採用しています。
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“車はもっと楽しく、速く走れるはずだ。”の先代加勢社長の思いを形にしたいとキャロッセで1から図面を引いて製作したGT車両です。
ギアボックスを含め、エンジンとオリジナルボディー部以外のほとんどのパーツはキャロッセで設計製作されています。
FRの車両を同じ作り方をしていると確実に重量オーバーが予想されるため1つ1つの部品を徹底的に軽量化&最適化の検討をしながら設計を進めたため今までの約2倍の時間を使いました。
初戦となる今回の菅生レースは予選は10位決勝はマシントラブルによるリタイヤという結果でしたがこのレースがこの車にとって初めてのロングランとなり貴重な走行DATA取りが出来ました。
ドライでの走行が出来なかったため非常にアンダーステアの厳しい状態での決勝走行でドライバーには我慢の走行になりましたがいろいろなことが分かってきました。
これらのDATAを元に次戦に向けて開発を行って行きます。
ところで私からGTカーを見た場合、自分の子供のように思えます。
今回の子供はかなりの難産だったせいもありよけいにかわいいです。
この子の持つ才能をこれからどう伸ばしてあげられるかは親(スタッフ)の腕の見せ所です。
もてぎ合同テストでは英才教育の一貫でフランス人でWRCドライバーのサラザン選手に参加をしてもらい才能を伸ばすことができました。
子供と一緒でアット言う間に大きくなります。
中学生くらいになった時にはきっと期待通りにその才能を見せてくれると思います。
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◆◆◆ 今月のイベント情報 ◆◆◆
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[APRC(アジアパシフィックラリー選手権)]
◆8月18(金)~20日(日) 第7戦 MALAYSIA(マレーシア)
APRCに参戦を始めてから初めての国での戦いとなります。今までに無く暑い国でのラリーになるので、マシン、ドライビングに加えて、暑さの中での集中力の持続など、新たな課題があります。しかし、いつも体調を万全に整えて挑む柳澤なので、心配は無いと思います。
前回のRally HokkaidoではAPRCで2位だったので、今回も上位を狙っていきたいところです。
現在のAPRCタイトル順位は4位です。
ドライバーズポイントは、こちら。
[スーパーGT]
◆8月18(金)~20日(日) 第6戦 第35回インターナショナル ポッカ1000km(三重県 鈴鹿サーキット)
前戦は、1周が短く、比較的コースが狭くてコーナーが多いSUGOというチャレンジングなコースでしたが、今回はレース名の通り、1000kmをおよそ6時間走る過酷なレースです。
SUGOの後、もてぎでの合同テストを経て、あと2週間後にどれだけ熟成されたマシンで登場するか、お楽しみに。
[全日本ダートトライアル選手権)]
◆8月5(土)~6日(日) 第6戦 サーキットパーク切谷内(青森県)
前回の地元丸和では残念ながら3位でした。
今回こそ優勝して、チャンピオンを確実なものにしたい荒井選手です。
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◆◆◆ 製品情報 ◆◆◆
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今月5日には、オデッセィ(RB1)のフロントストラットバー Type OS(アルミ製オーバルシャフト)とリアロワアームバーが発売されます。
今日からでも、予約OKです!
7月には、下記の製品が発売されました。
■ブーンX4(M312S)
Compact S
Compact ZERO-1
■New bB(QNC21)
Compact ZERO-1 スーパーLOWタイプ
■Newスイフトスポーツ(ZC31S)
フロントストラットバー Type OS
フロントロワアームバー Ver.Ⅱ
■エリシオン(RR1/2/3)
ZERO-WAGON AFS付対応
-製品情報については、こちらのブログからもご覧いただけます-
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◆◆◆ 編 集 後 記 ◆◆◆
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今月もGTあり、APRCありでキャロッセの開発工場は大忙し!
皆さんの期待を裏切ることは本当にしたくないので、頑張っています。また、熱い応援お願いします。
熱いと言えば、今月のアジパシはマレーシアなので、本当に暑そうです。私もマレーシアの郊外を数日歩き回った経験がありますが、失神しそうに暑い…いや熱いのです。歩くだけでも暑いのに、ドライバーもコ・ドライバーも車の中でさぞかし大変だと思います。
でも、きっとクスコレーシングのことだから、何か熱さ対策をして挑むのでしょう。お楽しみに!
今回も海の向こうから、レポートをブログにアップする予定です。…電波さえ良好なら、ですが。
次は、9月6日(水曜日)発行です。
-クスコマガジンは毎月第一水曜日発行です-
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