D1GP2025年開幕戦&第2戦奥伊吹
TEAM CUSCOは2台で参戦し、いきなり追走トーナメントに進出!!
5月10-11日に滋賀県・奥伊吹モーターパークで開催された、2025年D1グランプリシリーズ第1戦&第2戦に、CUSCO Racingから多田康治選手と星涼樹選手が出場しました。チームにとってもドライバーにとってもルーキーシーズンの初戦、星選手の練習走行クラッシュというハプニングもありましたが、FDJ百戦錬磨のメカニックスタッフが一晩で修復し本戦に出場することができました。第1戦、第2戦ともに単走開始時はウェットで、そこから徐々にドライに変化する難しいコンディションでしたが、多田選手GR86がRd.2単走ではAグループ2位で勝ち残り、追走ベスト16で藤野秀之選手に敗れましたがポイントを獲得。星選手はGRカローラでの初本番ということもあり、マシンへの習熟不足は否めませんが、第2戦では単走2本ともに93ポイントをマークするなど、両ドライバーともに今後期待が持てる開幕ラウンドとなりました。
CUSCO Racing
TOYOTA自動車部 CUSCO HKS 太章興産GR86
ドライバー: 多田 康治(ただ こうじ)
タイヤ: YOKOHAMA
第1戦 単走26位
第2戦 単走14位、最終順位15位![]()
CUSCO Racing
CUSCO GR COROLLA
ドライバー:星 涼樹(ほし あつき)
タイヤ: YOKOHAMA
第1戦 単走20位
第2戦 単走26位
今季からCUSCOカラーで出場する、URAS RACING 野村圭市選手は、第1戦で追走ベスト16に進出し昨シーズンチャンピオンの中村直樹選手と対戦。敗れましたがポイントを獲得しました。
URAS RACING
DUNLOP CUSCO SKYLINE
ドライバー: 野村 圭市(のむら けいいち)
タ イ ヤ: DUNLOP
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詳細レポート
ドリフト競技は2020年のFDJ参戦以来、優勝やシリーズランキング2位など好成績を収めてきたCUSCO Racingだが、D1GPは初参戦となる。
ドライバーは2名。昨年のD1ライツでシリーズランキング2位を獲得。スペインで行われた2024年FIAモータースポーツゲームスにおいて、日本代表として参戦し、総合5位に入賞した多田 康治がGR86で参戦。カートからフォーミュラ経験を持ち、近年ドリフト競技で頭角を現し、昨年はモリゾウチャレンジカップでラリー競技も経験した星 涼樹はGRカローラでの参戦となる。
2025年シーズン開幕戦の奥伊吹ラウンドは、10日にRD.1として単走(Solo Run)とその上位16名による追走(Battle Run)を開催。11日にも同じようにRD.2として単走(Solo Run)と追走(Battle Run)が開催される。初となるD1GPだが、チーム力を活かして上位に食い込みたいところ。
<RD.1>
単走(Solo Run)
5月10日RD.1が開催された。肌寒い奥伊吹は雨が降るウエットコンディション。両ドライバーともまだクルマとの習熟を深めていっている中でのウエット路面はハードルが高い。ウエット路面時の単走は路面コンディションが変化しやすいため、9〜10名のグループごとに短時間で2回走行し、その上位4名が追走トーナメントに進出する。
多田 康治は87.74をマークするもグループAで6位となり追走トーナメントには進出できず。星 涼樹も91.41の高得点を叩き出したが、惜しくもグループCで5位となり敗退となった。
翌日にはRD.2を控え、チームは気持ちを入れ替えて車両メンテナンスに着手。万全の状態でRD.2に挑み、追走トーナメントで上位に食い込みたい。
TEAM CUCSOがサポートするDUNLOP CUSCO SKYLINE 野村圭市選手は88.87をマークして15位で追走トーナメントに進出。1回戦で中村直樹選手に惜しくも敗れたが、それでも3点のシリーズポイントを獲得することができた。
<RD.2>
単走(Solo Run)
5月11日RD.2が開催された。この日も天候は朝から雨。RD.2もウエット路面での単走ということでグループごとに走行し、上位4名が追走トーナメントに進出する方式。だが、徐々に天候は回復傾向で、RD.1に比べるとやや回復が早い。単走のグループ後半であるCとDはほぼドライ路面となった。
Aグループの多田は90.53に続いて92.35をマークしてグループ2位で追走に進出。今年は初物づくしで初のクルマと初めてのコース、そして初めてのDOSS採点ということで戸惑いもあったが、走り進めることでかなり慣れてきた模様。安定した走りができ追走トーナメントでの走りに期待が掛かる。
Dグループの星は93.19をマークするも、乾いていく路面に同グループの得点が伸びていき上位は97点台が2名、95点台が2名となり、残念ながらグループ8位で単走にて敗退となった。
TEAM CUCSOがサポートするDUNLOP CUSCO SKYLINE 野村圭市選手はCグループで93.32をマークするもグループ8位となり、RD.1に続いての追走トーナメント進出は叶わなかった。
追走(Battle Run)
D1GPの追走トーナメントは、それぞれの走行得点を競う方式。多田は藤野秀行選手との対戦となった。1本目は多田が後追いで走行。先行車のイン側にきっちり入った多田だったが、右フロントタイヤと藤野選手の左フロントタイヤが接触してお互いにハーフスピンのような格好に。1本目は藤野61.7 多田46.0と大きな点差が付いてしまった。迅速な作業で右フロントのタイロッドなどを修正し2本目に挑む。2本目は多田が先行。大きなミスはなかったが、やや姿勢が乱れる部分があり藤野104.6 多田96.1。合計で藤野166.3、多田142.1となり、残念ながら追走トーナメント1回戦にて敗退となった。RD.2としては多田が単走順位3ポイントで14位。最終順位は2ポイントで15位となった。
<#32 TOYOTA 自動車部 CUSCO HKS 太章興産 GR86 多田 康治>
RD.1は単走で敗退となってしまいました。その反省点を踏まえてRD.2ではまず、ストレート区間でシフトチェンジをやめてドライビングから忙しさを減らし、フェイントを入れて進入するパターンに変えました。また、他の競技者の得点から絶対的なスピードはそれほど得点に影響していなかったので、スピードを抑えつつ正確な走りを心がけることで1本目に90.53をマーク。2本目はさらに攻めることができ、92.35で追走トーナメントに進出できました。競合が多いグループから突破できたことは自信になりました。
追走では藤野選手との対戦で、一筋縄ではいかないとわかっていたので、後追い時はとくに遅れないようにきっちりとストレートからついて行きました。後半でこちらの狙ったラインと藤野選手のラインが交錯してしまい接触してしまいました。その影響もありここで敗退となってしまいました。それでも初のDOSS採点でしたが、96点台を出せたことは次戦にむけて明るい要素です。タイヤも285/35R20を使用していて、潰したところに美味しいところがあり、そこ活かして久しぶりとなるADVANのD1GP参戦ということで、より上位を目指していきたいと思います。今後も応援よろしくお願いいたします。
<#52 CUSCO GR COROLLA 星 涼樹>
RD.1、RD.2ともに単走は雨上がりでウエット路面から乾きゆく難しいコンディションでした。RD.1では1本目でミスをしてしまい、2本目で高得点を出さなければと思いましたが脱輪があり、得点を伸ばすことができず敗退となってしまいました。RD.2では前日に比べてさらに路面が乾いてきていましたが、路面のサーフェスがサラサラとして難しく、なかなか思い切って飛び込めない状況でした。93点台まで出すことができましたが、路面が乾いた状況で同じグループのメンバーはさらに得点を伸ばしていき、単走で敗退となりました。
自分は今年からD1GPに昇格し、DOSS判定も初めてで、その判定と自分の走りのイメージの差もありました。その傾向は路面が乾くほど大きく、良かったかなと思う走りでも得点が伸びないなという思いがありました。もっとD1GPのDOSS判定に合わせたメリハリのあるドライビングが必要だなと痛感させられた2戦となりました。次戦ではしっかりとDOSSでの得点の出方に合わせた走りができるように準備していきたいと思います。応援ありがとうございました。
応援いただきました皆様ありがとうございました。次戦、第3&4戦 筑波サーキットは6月28-29日に開催されます。引き続き応援よろしくお願いします!![]()
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