• 減衰力2WAY調整式　伸側24段、圧側24段独立調整

新開発『T.N.S（Twin Needle System）』により伸側、圧側の減衰力を完全独立制御。伸圧独立通路により伸側24段×圧側24段、576通りの減衰力調整をサブタンクなしで実現。あらゆる路面状況やタイヤコンディション（発熱、摩耗等）に対応する繊細なセッティングが可能です。
減衰調整ダイヤルをショックトップ（正立式は上側、倒立式は下側）に装備（伸側：青ダイヤル、圧側：赤ダイヤル）、減衰力調整は工具不要。
伸、圧それぞれ低速側の減衰力をコントロールするサブバルブにより、微低速域の減衰力低下を抑え、全速度域でリニアなハンドリングを実現するとともに、トラクション性能も向上します。

• 単筒式ショックアブソーバー

ショックアブソーバー本体が一本の筒になっている構造。 ピストン径を大きくし、バルブなどの改善によって路面からの微細な入力により繊細な減衰力を発生させ、 より速いピストンスピードにも追従します。 またシリンダー（筒）が直接外気に接するため放熱性に優れ、安定した減衰力特性を発揮します。
ショックオイルは、高温時の粘度安定性の確保、フリーピストンやオイルシールのシール性を向上させながらもフリクション低減を可能とする高性能低フリクションオイルを採用しています。

• 全長調整式車高調整

車高を下げてもサスペンションストロークが変わらない「全長調整式」。きめ細かい車高調整と、高い乗り心地を両立しました

• 新開発CUSCO SPORT「Blue spring」採用

ダブルショットピーニング加工による強度アップと耐ヘタリ性能を大幅に向上し、公差を極めて小さくすることで、これまで以上の緻密なセッティングを可能にしました。

• アッパーマウント

ストラットタイプのフロントには、キャンバー調整式ピロアッパーマウントを採用、 それ以外には、キャンバー固定式ピロアッパーマウントを設定。
フロントストラットタイプの一部車種には、新開発CCピロアッパーマウント(キャンバー・キャスター独立調整タイプ)をオプション設定しています

• ラム式（倒立式）ショックアブソーバー

ストラットタイプのみ、ショックアブソーバーを本体から下向きにピストンロッドが伸びるラム式を採用。
バネ下重量の軽量化に効果があり、横Gにも強く放熱性にも優れます。