2008.05.26
| 皆さんこんにちは、キャロッセの柳澤です。 今シーズン初戦のニューカレドニアから3週間、ゴールデンウィークがあることもあり、あっと言う間に5月5日のこどもの日、第2戦のキャンベラ(オーストラリア)出発の日がやってきた。 |
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もっとも先発隊のメカニックやチームマネージャーはゴールデンウィークどころでは無く全開作業だったとおもいますが…。(感謝しております、本当に…。) 今回のラリーオブキャンベラは昨年スキップしたイベント。06年の初参戦して以来で今回で2度目の参戦となる。 初めての参戦した06年の成績は3位入賞とイメージ的には良いのだが、ラリーコースに関してはめちゃくちゃ難しいという印象が強く残っている。 当然、06年のデータを見てもタイム的には地元のコディーをはじめカツ(田口選手)など経験豊富な選手に大きく離されておりデータからも難しさが読み取れる。 そんな難易度の高いキャンベララリーだが、今回我々のチームには強力な助っ人がいる。 それは、チームメイトのディーン ヘリッジ選手。皆さん知ってのとおりディーンはオーストラリアを代表する選手で、このラリーオブキャンベラにも数多く参戦し多くの経験、そして実績を持っている。当然ドライビング面でのアドバイスや車両セッティングやタイヤチョイス等々多くのデータを持っており我々にとってとても心強い。 実際、本番前に行った事前テスト時のセッティングでは非常に満足のいくセットアップを素早く出す事ができたし、ドライビングに関してもディーンの車に同乗し、いろいろと走りの勉強をすることができた。まあ走りに関しては自分とスタイルが全く違うのでその走りがすぐには出来るわけではないがあのスムーズなドライビングスタイルは非常に興味深く、今後是非自分に取りいれたい。 こういったところも2台で参戦する大きなメリットだ。 そしてラリー本番の様子はというと、、、、まず前半で少し抑え過ぎてしまった。特にSS1の28km、初っ端から勝負所のロングSSだ。ここでは他車がどれくらいのペースで走っているのか、自分がどれくらいプッシュすれば良いのか今ひとつペースが分からず、難しいコースだったこともあり、抑え過ぎてしまった。ここでのタイムが今後大きく響いてしまった。やはり前回リタイヤ、『絶対完走』が頭に強くありプッシュ不足だったようだ、悔しい!その他、やはりキャンベラの難しさを今回改めて強く感じた。自分が一番難しいと感じるのはやはりジャンクション。 このコースの特徴としてジャンクション(交差点=直角や鋭角コーナー)がやたら多く、しかもハイスピードストレートやコーナー、時速160kmからフルブレーキングしてジャンクションの直角コーナーといったコースが多く、しかもジャンクションがクレスト先にあったり森林の中で見えにくかったりで非常にブレーキキングポイントが難しい。少しでもブレーキングが遅ければ即オーバーシュートやコースアウトとなってしまう。 |
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| また、もう一つ難しいのはジャンプ!このキャンベラのコースにはジャンプするようなギャップ、クレストがたくさんあり、しかもハイスピードコースなので少しのギャップでもすぐにジャンプし、飛び過ぎたり、着地でバランスを崩したりすると即リタイヤにつながる大きなトラブルになる可能性が高いのだ。もちろんコースレッキ(下見)の時にギャップやクレストでジャンプしそうなところは予想できる範囲でチェックはするのだが、本番スピードでどのくらいジャンプするのかは良くわからない?(ディーンはだいたい分かるといっているが?)実際今回のラリーでも全く予期せぬところで大ジャンプ! コ・ドライバーの中原さんは着地で腰を痛めてしまい薬物投入でやっと走りきった。(中原さん痛くしてごめんなさい!) |
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その他、路面が滑りやすい、ラフ、路面やグリップ変化が大きい等々このラリーコースは本当に難しく、実際完走率も低い。オーストラリアの選手が何処の国のラリーを走っても速いのはこんなコースで鍛えられていることが理由だとうなずける。 まあそんなことで、非常に難易度が高いコースの為当然リスクが大きい。更にプッシュすることでどんどんリスクが上がるということで前半は抑え過ぎだった感はあるが、大きなトラブルなく走れたことは冷静に考えるとある意味正解だったのかも知れない。Leg1終了時点での順位はAPRC7位。さすがにもう少し前に行きたいと思いLeg2から走り方やセッティングを変更しながら少しずつプッシュ。少しずつ順位を上げることができ、トラブルも無く最終的には上位数台のトラブルもありゴール時点では3位入賞でポディウムフィニッシュが出来た。チームメイトのディーンも2位入賞。クスコチームの順位としては非常にハッピーな結果を出す事ができた。まあ自分はタナボタ的な要因も大きかったとは思うけど確実にゴール、そして確実にポイントゲットという目標は果たす事ができたのでまずはOKかな。当然ドライバーとしてこのタイムは決して満足できる数字ではなく今後に向けにて課題の多いラリーでもあった。 今シーズンも早いものですでに2戦が終了、次戦は今期3戦目となるニュージーランドラウンド『ラリーワンガレー』だ。ニュージーランドは自分にとっては一番海外で経験豊富、コース状況やセッティングデータも持っているし次戦は前半からプッシュし上位入賞をめざし頑張りたいと思います。それから次戦は海外初挑戦の裕矢(炭山選手)も参戦。3台体制で望みます。パシフィックカップの方もポイントリーダーのディーンがチャンピオンを目指し全力で走ると思いますし、ニュージーランドは見所いっぱい。チーム一丸となって全力で挑みもたいとおもいますので応援よろしくお願いします!! それではまた次回! |
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