モータースポーツ情報

クスコ・ワールドラリーレースレポート

2008 FIA Asia-Pacific Rally Championship Round 1
APRC RALLYE DE NOUVELLE CALEDONIE 2008
11 -13 April 2008

SS7のスタートから約11キロの長い登り、青い海バックにどんどん駆け上がる。

SS9のゴールまで約3キロ、ここからゴールまではアップダウンが続く。
意気込みと焦る気持ちが空回り
SS12インカットで岩にヒットしリタイヤ


柳澤選手は週前半の2日間のテストを、サスペンションのセッティング、タイヤテストに集中。去年経験したスリッピーな硬い路面に対応するための対策を練っていた。
前日のスーパーSSの後、迎えたSS3、タイヤ選択に迷いながらも序盤からアタックを駆ける。少しオーバーステア気味で、リヤのスライド量が気になるものの3番手タイムとまずまずのスタートを切った。ところが、SS4では、そのスリッピーな路面につかまり、ジャンクションでオーバーシュート。それでもわずかなタイムロスで済み、続くSS5ではリズムも良くなり田口選手と同タイムの2番手タイムを叩き出す。サービスでタイヤ交換し、SS6、SS7を3番手タイムと、さらにプッシュし続ける。SS8に入ってそろそろ全開勝負といきたかったが、実は気になっていたオーバーステアでアクセルを踏みきれない試行錯誤が続いていた。安定したタイムで3位ポジションはキープしてるものの、同僚ヘリッジ選手が迫ってきているため焦りが募る。とうとうSS11で焦る気持ちが裏目に出たのかタイムが延びず、ヘリッジ選手と入れ替わるように4位とポジションダウン。フラストレーションのたまるままLeg1を終了した。

クスコのサービステントにはマシンが帰ってくると、にわかにギャラリーが集まってくる。
 





路面コンディションに合わせてタイヤのグルーミングが行われる。
 
Leg2は前日とは一変、山間部のステージ。中・低速主体のコーナーがくねくね連続する。昨年はここでトップタイムを連発し、一気にタイムを縮めた好感触のステージ。最初のSS12(35.4km)から猛アタック。ところが、まもなくしてタイムアップを狙ったインカットで、隠れていた岩に右フロントアームをヒット。アームを大きく曲げてしまい競技スピードの走行は不能。なんとかフィニッシュまでたどり着こうと悪戦苦闘し、16kmぐらい走ったところの左ヘヤピンで耐えきれずコースオフ。上位ポイントを狙っていた初戦だけに、痛恨のリタイヤとなってしまった。

SS12のスタートから約2キロ、この後右フロントを岩にヒット。アームを曲げてしまう。



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