クスコ・ワールドラリーレースレポート
2011.06.20
APRCニューカレドニアでリファット・サンガー選手が2位フィニッシュ!
プロトンサトリアネオのカラムジット・シン選手はクラス圧勝
2011年FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)第3戦「ラリー・ニューカレドニア」(パシフィックカップ第2戦併催)が6月10-12日、ニューカレドニアの首都ヌーメアを拠点に開催された。
ペルタミナクスコレーシングのリファット・サンガー(インドネシア)/スコット・ベックウィズ(オーストラリア)組は、三菱ランサーエボリューションXで参戦。
サンガーにとってこのラリーは、昨年APRC初優勝を挙げた相性のいいイベントだ。また前戦に続き、APRCを3度制しているマレーシアの強豪、カラムジット・シン/ジェイソン・ファーマー(ニュージーランド)組が、クスコレーシングのサトリアネオ(グループN仕様)で参戦した。
イベント本拠地ヌーメア周辺は、ラリー前に豪雨が続き、サービスパークを始め周辺道路のコンディションは悪化。このためサービスパークもスタートを目前にして急遽移設するなどの異常事態に見舞われた。ラリーがスタートしてからは天候も回復したが、路面にはウェットが残り、特に赤土路面を使用するデイ1の2日目は、非常にスリッパリーなコンディションとなった。
ラリーは、10日にヌーメア市街地で行われたセレモニアルスタートに続いてショートステージ4本を走行した後、翌11日には、3本のステージを3回ループする9SS、12日のデイ2には、4本のステージを使用した6SSが設定。計19SSの総ステージ走行距離は、223.80kmだった。
雨の影響でぬかるんだ路面の対策としてチームは、初日のショートステージではサンガー選手に対しマッド路面用のタイヤを投入。これが功を奏し、この日4本のステージを終えてサンガー選手がトップに立った。
翌日のデイ1・2日目では、赤土にウェットが混ざったため極度にスリッパリーなコンディションにトラブルが続出。サンガー選手もSS6でスタックし、ベックウィズ選手がマシンを押して脱出するまで1分のロスを喫した。しかし、その後はトップ3以上のタイムを連発し、この日最後のSSではベストタイムもマークしての3位でフィニッシュ。
最終日も周囲が脱落していくなか、サンガー選手は安定して好タイムをマークし、波乱の展開の中、2位に浮上してのフィニッシュを果たした。ボーナスポイントも加算したサンガー選手は、シリーズランキングで4位に立っているほか、パシフィックカップでは、今イベントを制したクリス・アトキンソン選手に13ポイント差をつけて首位に立ち、次戦の最終戦でタイトル獲得を目指す。
一方、シン選手もベテランの経験を活かして、4WD車が次々にリタイアしていく悪コンディションの中でも、安定したパフォーマンスを発揮。文句なしのクラス優勝に加え、総合順位でも10位に入り、APRCポイントまで獲得してみせた。
次戦となるAPRC第4戦、パシフィックカップの最終戦「インターナショナル・ラリー・オブ・ワンガレイ」は7月15-17日にニュージーランド北島のワンガレイ周辺で開催。
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