クスコ・ワールドラリーレースレポート
2010.09.13
2010.09.13
| 9月9-12日、FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦「ラリージャパン」が北海道札幌市を拠点に開催された。CUSCO RACINGからは、炭山裕矢選手が、スズキ・スイフトスポーツで参戦した。 | |
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| 過去、冬季オリンピックで使用された月寒ドームを新たな拠点地とした今年のラリージャパン。札幌ドームで行われる8本のスーパーSSを含め、総SS数は実に26本に及んだ。総ステージ走行距離は、303.54kmと平均的ではあるが、ステージ数が多い分、気持ちにメリハリをつけることが必要だ。またグラベル路面は場所によって非常にラフ。轍が掘れやすく、リタイアもかなりの数に及んだ。 | |
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| スイフトスポーツでの実戦参戦はこれが初めてとなる炭山選手は、スタート前には林道コースでテストを行い、セッティングを確認。そして9月9日木曜日、1万人の観衆を集めた札幌ドームでの開幕スーパーSS・2本に臨んだ。本格的な競技は翌10日から。札幌から南下しての苫小牧周辺を回るルートだ。しかし、パワフルなWRカーが走行した後の路面は荒れに荒れて、ギャップからの入力が極めて激しい。本拠地が札幌に移ってからのラリージャパンに参戦するのはこれが初めてとなる炭山選手は、午前中のセクションを状況確認しながら走り切り、午後からのプッシュを予定していた。しかし、その午後のセクションでギャップに落ちた際にロアアームを曲げてしまう。かばいながら走り続ける炭山選手だったが、ロアアームは耐えきれず左右とも破損。何とかサービスへの帰還は果たし、総合45位・N2クラス首位でこの日を終えた。 | |
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| デイ2のルートは、札幌から南西に位置する、支笏湖付近のエリア。しかし、激しいラフな路面からの入力は変わらず、炭山選手のスイフトスポーツは、この日2本目となるSS12でボールジョイントが抜けてロアアームを破損、リタイアとなってしまった。サービスに戻されたマシンはロワアームを交換、激しい路面での走行でダメージを受けていたエキゾーストパイプの修復を行い、リフレッシュした姿でスーパーラリーの適用を受けてデイ3を再スタートした。 | |
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| デイ3のエリアは、美唄・砂川周辺。元ダートトライアルチャンピオンでもある炭山選手の本領発揮が期待されるダートラコースもルートに盛り込まれている。しかし、そのダートラ場ステージにたどりつく前のSS20で、コース補修用の丸太にヒットした炭山車は、ロアアームとドライブシャフトを破損。今イベント2度目のリタイアを喫してしまった。もちろんレッキ時にはなかった丸太だが、世界の頂点を極めるWRCトップドライバーの後を走るため、コースの変化が一般のイベントとは大きく異なる。そのことを痛い形で学んだ結末となった。 | |
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| マシンはただちに修復を行い、今月末に予定されている全日本ラリー選手権「新城ラリー」で番場彬選手が使用する予定だ。 | |
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| 炭山裕矢選手 「札幌に移ってからのラリージャパンは初めての参戦でした。WRカーなど速いマシンが多く、台数自体も多いので、路面の変化には気をつけていたのですが、荒れ方は想像以上でした。普段乗っているランサーと今回のスイフトスポーツは、基本的に強度やポテンシャルが違うので、攻めどころや押さえどころが違っていたのかもしれません。FFマシンは、テストで乗ることはありましたが実戦では初めて。パワフル4WDとは扱いが違うため、いい経験になるので最後まで走りたかったのですが、残念でした。スイフトファンからもたくさんの声援をいただいていたので、申し訳ないです。でも、多くの人が集まったステージやリエゾンでCUSCO RACINGのスイフトスポーツを見ていただけて本当によかったです。 |
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| |WRC日本戦、ラリージャパンで炭山=スイフトスポーツが激走!| |










































