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クスコ・ワールドラリーレースレポート

 

APRC1-1.jpg2010年FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)は、「マレーシア・ラリー」(2010年アジア・カップ併催、4月23-25日・本拠地ジョホールバル)で開幕を迎えた。CUSCO RACINGからは今年も柳澤宏至選手/中原祥雅選手、炭山裕矢選手/加勢直毅選手組の2台が参戦。投入2年目を迎える三菱ランサーエボリューションXで、今季のシリーズを戦い抜く。

APRC1-2.jpgレギュレーションの変更により、今季からターボリストリクターの径が32mmから33mmに拡大。この規定の恩恵を受け、CUSCO RACINGのエボXも、馬力・トルクアップを果たすことができた。シーズンオフの間、データ解析やセッティングの模索に努め、好感触をつかんで臨んだ開幕戦。今季はプロトンからS2000マシンが初めてAPRCフル参戦を表明して話題が集まったが、注目のシェイクダウンでは柳澤選手がベストタイムをマーク。トルクが上がったことにより、使用可能回転域が広がったため、格段に扱いやすくなったマシンの調子は万全だ。

APRC1-3.jpgのサムネール画像一方で懸念材料となったのが、コースレイアウトだった。昨年のマレーシア戦はスキップしていたCUSCO RACINGだったが、この年にステージが一新されており、かなり特徴が変わっていたのだ。このコースに今年初めて挑んだ柳澤選手によれば「とてもジャンクションが多くて狭い道。しかも複合のジャンクションも多い。サイドには深い溝もあります。脇からはパームツリーがせり出していて、コーナーも木と木の間を抜けていく感じ。ペースノートにコーナー角度の番数をつけても、実際の感覚を合わせにくい。路面はグリップの変化が激しく、土の色が同じでもコネ具合ですぐ変化するのです。以前のマレーシアよりも格段にトリッキー」と、かなり厄介な性格だ。そしてこの特殊なステージコンディションに、両クルーが苦戦することになる。

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ラリーは、4月23日にジョホールバルの市街地でセレモニアルスタートが行われた後、24日のデイ1に4SSを2回ループする8本が設定。25日のデイ2にも、4SSを2ループする8SSが設定。総ステージ走行距離は236.42km。

SS1は14.62km。ここで柳澤選手が、ジャンクションをオーバーシュート。トップから40秒と大きく出遅れてしまう。続くSS2では、炭山選手もオーバーシュート。体制を取り直すためにリバースした際に、コース脇の溝に落ちて復帰不能となり、リタイアとなってしまった。柳澤選手もオーバーシュートを重ねるなど、コースへの苦戦が続く。そしてSS4では、ヤシの木にヒットしてリアの足回りを破損。このステージは走り切ったものの、マシンへのダメージが広がることを懸念してリエゾンでリタイアを決断した。

APRC1-7.jpgのサムネール画像翌日のデイ2は、マシンを修復して2台とも出走。しかし柳澤選手はSS9でコースオフしてスタック。何とか1ループ目を走り切ったもののタイムアウト、リタイアとなった。炭山選手も第1ループはいま一つ調子が上がらなかったが、セッティング変更を施して臨んだ第2ループでは調子も上がり、デイ2単独のリザルトではアジア・カップ2位につけ、デイ毎の順位によって与えられるボーナスポイント5を獲得してこの開幕戦を終えた。
APRC1-8.jpgAPRC、アジア・カップの次戦は、5月22-23日に北海道帯広市を拠点に開催される「ラリー・北海道」。慣れ親しんだコースに、上がり調子のマシンで臨むCUSCO RACINGは、開幕戦の雪辱を誓って全力で挑む。

 

 

 

 

 

 

APRC1-4.jpg柳澤宏至選手

「難しい特色のコースで、ペースノート走行で走り切ることができず、どうも噛み合いませんでした。でもマシンの仕上がりはよく、方向性もいいと思います。シェイクダウンでもいいタイムが出ていますので、コースに不安のない北海道では、このリベンジを果たしたいと思います!」

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炭山裕矢選手

「新コースではありましたが、全く初めての参戦となった一昨年のマレーシアよりは、コンディションが分かっている分、悪くはありませんでした。リタイアした溝はかなり深かく、レッキでも気をつけてはいたのですが、自分のミスです。SS2でタイヤをバーストしたりと小さなトラブルが続いていたので、そんな流れの時こそ冷静な対処が必要なのだと教訓になりました。デイ2では、セッティングを変えた後半からは調子が上がって思うように走れたので、北海道でがんばりたいと思います」


 

 

 

APRC第1戦マレーシア リザルト(SS総走行距離 236.42km)
APRC
1:田口勝彦(03:19:07.7)
2:Gaurav Gill(03:34:11.9)
3:Rifat Sungkar(03:55:23.9)
4:Chris Atkinson(04:03:10.4)

アジアカップ
1:Gaurav Gill(03:34:11.9)
2:Rifat Sungkar(03:55:23.9)
3:Muhammad Udhaya(03:59:06.5)

 

マレーシアの複雑コースに両クルーが苦戦!
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