2008.06.29
| 皆さんこんにちは。キャロッセの柳澤です。 今回は自分にとって一番経験豊富な海外コースで行われたラリーオブワンガレー(ニュージーランド)の模様をお伝えします。APRCも早いものでこのラリーで3戦目。シリーズを考えるとなんとかここで少しでも多くポイントを稼ぎたいところ。もちろん参戦経験の多いこのラリーではマシンセッティング、ドライビングについてもデータを十分持っており好成績を狙ってプッシュする作戦だ。 6月2日、日本を出発、現地に3日入り。皆さんご存知の通りニュージーランドは季節が逆、その為かなり気温が低く(早朝は0℃近い)体調を崩さないよう要注意。まあラリーをやるには暑いより寒いくらいの方がありがたいけどね。(マレーシア、インドネシアから比べたら天国) それから今回も現地ではありがたい事があった。それは昨年出会った(もちろん日本人の方で、しかも群馬県人)お寿司やさんご一家に再会。ラリー中の食事は本物の美味しいお寿司を食べる事ができた。ちなみにニュージーランドでも日本食はヘルシーで大人気。街中では日本食レストランやお寿司やさんをよく目にするようになった。しかし見た目や味に関してはこれ何料理?と思われる微妙なものが結構あるけどね、、、。 ということで今回もラリー中の食事に関してはチームスタッフを含め大満足、それにチ-ムマネージャー兼シェフのS村さんも少しは楽ができたのでは、、、。 ラリースケジュールの方は翌日から事前テストがはじまりマシンのセットアップ、今回はディーン組に加え、海外初参戦の裕矢(炭山選手)が参戦。3台体制ということもあり、テストメニューをこなすのにメカニック、エンジニア等は大忙しだ。テストの方は全車、問題なく(問題を起こさず?)無事終了。初海外の裕矢も「難しいけど楽しい」とご満悦の様子だった。 あくる日からのスケジュールがかなりタイト。明日はスーパースペシャルを除く全てのコースレッキを1日で済ませ、翌日はシェイクダウン、スーパーSSのレッキ、セレモニアルスタートと、いつものラリーよりも慌しいスケジュール。しかもセレモニアルスタート前にはAPRCチームと現地ドライバーのカヌーレースまで行われ(勝負ごとになると皆マジになる)オールこぎで筋肉痛にはならなかったものの本番前にイベントやりすぎといったところだ。 そしてドタバタとスケジュールをこなし、いよいよ本番が始まった。今回の自分のゼッケンは3番。NZのコースは非常にジャリが多く、先頭グループは不利で後ゼッケンの方が砂利が掃けて路面がグリップするため有利。当然自分は路面のジャリが掃けないうちに走るので厳しい状況、雨が降ればそれほど影響はないのだがLeg1は晴れ、かなり滑るので要注意。 しかし、前半からブッチギリの速さを見せたのが昨年も優勝しているコディー選手。しかし彼の走行順はゼッケン1番の為完全にジャリカキ役、そんな中ブッチギリのTOPタイムで走るとは本当にすごい、、?? 滑りやすい路面に手を焼きながらも自分としてはプッシュしながら走行するが、中々タイムが上がらない。サービスに入りタイヤコンパウンド、カット等いろいろ試みるが、2ループ目の砂利がはけた路面になっても一向にタイムが上がらない。『何でタイムがでない?、ちょっと離されすぎ?』とかなり悩む、そして焦りからミスも多く、Leg1終了時ではオーバーオール11位、APRC5位と言うポジションと言う納得行かない順位となってしまった。Leg1終了の45分サービスで監督、エンジニアと相談。このままではタイムは上がる要因は無いと判断し大幅にサスペンション変更することに、、。Leg2でプッシュする賭けにでる。。 そして迎えた翌日Leg2。走行順は5番手の走行で昨日よりジャリがはけたところを走れると思っていたが、路面はなんとウエット。『上手く行かないな-』 昨日のセッティング変更を確認しながら走行、タイムの方は昨日TOPに1kmで2秒くらい離されていたが今日は1kmで1秒くらいの差で走ることが出来るようになった。まあまだトップタイムまでには差があるのだがまずは作戦成功。 ちなみに前半のセットアップはディーン選手のセッティングでキャンベラではフィーリングが良かったので今回も微調整のみでそのまま使っていた。 変更したのは自分が昨年使っていた仕様で良い比較できて今後に生かせるデータが残せたことは良かったがやはりセッティングは奥が深い、、。 タイムは上がったもののやはりLeg1についた差は大きく、順位の方は全く変わらずAPRC5位でゴール、今回もいろいろ勉強になったラリーだった。 そして、ディーン、クリス組は無事4位でゴールし、見事パシフィックカップの初代シリーズチャンピオンとなった『おめでとう』、クスコチームにとって海外シリーズ初制覇だ! 一方残念だったのが海外初参戦の裕矢で最終SSでオーバークレストのコーナーでコースオフ、リタイヤ。まあ、残念だが最終SSまでは初戦としてはかなり早いペースで走っていたし、多くの経験をつむ事ができたと思う。今後経験をつめば必ず裕矢は早く走れる。是非、めげずにがんばって欲しい。 ※まあこんな経験は慣れてるし、全くめげてなかったので心配ないけどね。 次戦はいよいよ北海道。これまでの鬱憤を晴せるよう全力で挑みますので是非応援よろしくお願いします。そして唯一の日本ラウンドなので出来れば是非見に来ていただきたいとおもいます。お越しの際はサービス会場で声かけてくださいね(北海道はお寿司はないけどね) それではまた次回、、。 -ニュージーランド写真集はこちらでご覧ください- |