モータースポーツ情報

クスコ・全日本ラリーレースレポート

2007年全日本ラリー選手権第4戦 6/2・3 福島県
MSCC TOKYO RALLEY
トラブルに見舞われたものの ニューマシンのポテンシャルの高さは Leg2のトップタイム2本で証明された。
クスコ ADVAN スバルインプレッサ
クスコ ADVAN スバルインプレッサ (JN-4)
炭山裕矢/松井博和

2007年緒戦を4位と好スタートを切ったCUSCO Racing。第2戦、第3戦はパスして第4戦のこの東京ラリーから2戦目を迎える。実はグラベル(未舗装路)のラリーはスタート順がタイムに大きく影響する。スタート順が早いとどうしても砂利掃け役となってタイムロスは避けられない。4戦目からは3戦目までのポイント順となるため、グラベル緒戦の炭山選手には有利に働くという読みもあった。

長いインターバルの間にマシンのセッティングも進み、グラベルラリーに向け炭山選手の好みのセットに仕上がっていた。去年はLeg2の2日目のステージはすさまじい追い上げを見せたが、Leg1ではタイヤを岩にヒットさせ順位を大幅に落とした苦い経験がある。今年は東日本地区選手権も併催されるため、参加台数が増え2ループ目からはコースも荒れることが予想された。

Leg1スタート

いよいよLeg1スタート。天候は基本的には晴れベースでコースもドライ。まずスタートの興味の焦点は、グラベルステージ初出走のニューマシンの仕上がり具合に注目が集まった。しかし、SS1、スタートしてまもなくスローパンクチュウアの兆候が出始める。6~7km地点で右前タイヤがとうとうバースト。そのまま走りきって13位でフィニッシュ。リエゾン区間でスペアタイヤと交換。するとSS2は6番タイムで少し挽回。続くSS3でまたしてもバースト。なんとかコース上に残れる状態だったが、SS4もなんとか乗り切ってサービスにたどり着く。

ニュータイヤに履き替えたSS5は、転がっている石を避けながら慎重にドライブして4番タイム。ところが、SS6でまたしてもパンク。曲がりにくくなったマシンを、早めにステアリングを切って姿勢をコントロールして曲がるなど、Leg1終了までガマンの走行が続いた。

夜明けてLeg2

一夜明けてLeg2は、対策も施し次戦へ向けて仕切なおし。グラベルステージでのニューマシンの感触を確かめるようにイメージづくりに専念。するといきなり奴田原選手、勝田選手のトップ争いを差し置いてステージトップタイムを叩き出す。SS11でもトップタイムをマークして、ニューマシンのポテンシャルの高さを再確認。しかし、昨日までの無理な走行がたたってか、ゴール手前でメカニカルトラブルが発生。そのまま次のSS12に進むことはできず、リタイヤとなって東京ラリーを終えた。


ドライバーズボイス:炭山裕矢

Leg1はコースに残るのに必死で、ニューマシンのグラベルの感触を楽しむことができなかった。それでもLeg2では、2本のトップタイムを取れたので、マシンの速いイメージが残った。次戦は仕切直しをして表彰だのトップを狙います。

  スタート

順調な滑り出し

サービスにたどり着く
タイヤがボロボロになりながらも、なんとかサービスにたどり着く。

作業開始
いよいよ作業開始。

タイヤバーストでフェンダーも破損
タイヤバーストでフェンダーも破損。

応急処置
なんとか応急処置で元通りに復元。

炭山裕矢選手
まだまだ表彰台への血が騒ぐ!



大嶋治夫選手


ドライバーズボイス:大嶋治夫
加勢eレーシング ランサー
●元クスコレーシングドライバー
 現在はスーパー・プライベーターでラリーを楽しむ。

この結果にはビックリ!長年ラリーをやっていると路目コンディション、コーナーのレイアウトなどあらゆるコンディションに対応するための引き出しがいっぱい増えたかな。あとはどの引き出しを使うかを間違えないこと。今回はうまくいった。実は正月に甥っ子(弟の長男)の大嶋和也(スーパーGT、F3参戦中)と走りにいってブレーキングのテクを教わった。それは衝撃的なことだった。だから、シーズン前にブレーキを強化し期待もふくらんだ。それでこの結果だから、まだまだやれるというハートだけは誰にも負けない。・・?それにしてもラリーを楽しくやれるうちは、勝負への血が騒ぎ続けると思う。



加勢eレーシング ランサー

ゴール!

ドリフト中

表彰台を狙う位置まで追い上げたが・・

クスコ・ポテンザ・CMSC・OZ・ランサー

ドライバー:星野 博

クスコ・ポテンザ・CMSC・OZ・ランサー

ドライバー:星野 博

6/2 Leg1・SS1~SS8
SS-1 (14.22 km)
SS-2 (5.27 km)
SS-3 (14.54 km)
SS-4 (0.50 km)
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
1
 奴田原文雄  13:05.0
1
 奴田原文雄  4:21.9
1
 奴田原文雄
 13:56.0
1
 奴田原文雄  0:29.6
2
 勝田範彦  13:08.7
2
 勝田範彦  4:28.0
2
 勝田範彦
 14:14.8
2
 田口幸宏  0:29.8
3
 田口幸宏  13:20.9
3
 田口幸宏  4:28.5
3
 大庭誠介
 14:16.0
3
 鎌田恭輔  0:30.0
4
 大庭誠介  13:25.3
4
 石田正史  4:28.9
3
 鎌田恭輔
 14:16.0
4
 星野 博  0:30.3
5
 堀田 信  13:30.0
5
 堀田 信  4:29.3
5
 田口幸宏  14:17.2
5
 久保田政行  0:30.4
13
 炭山裕矢  13:53.5
6
 炭山裕矢  4:29.6
24
 炭山裕矢  16:14.5
27
 炭山裕矢  0:35.6
SS-5(14.22 km)
SS-6 (5.27 km)
SS-7 (14.54 km)
SS-8 (0.50 km)
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
1
 奴田原文雄  12:44.6
1
 奴田原文雄  4:20.9
1
 奴田原文雄
 13:59.1
1
 大嶋治夫  0:29.6
2
 大嶋治夫  12:52.4
2
 大嶋治夫  4:25.0
2
 勝田範彦
 13:59.9
2
 鎌田恭輔  0:30.0
3
 勝田範彦  12:56.6
3
 勝田範彦  4:25.2
3
 星野 博
 14:00.4
3
 久保田政行  0:30.2
4
 炭山裕矢  13:00.5
4
 岩下英一  4:26.1
4
 大嶋治夫
 14:03.3
4
 奴田原文雄  0:30.3
5
 大庭誠介  13:05.9
5
 星野 博  4:27.6
5
 岩下英一  14:12.8
5
 勝田範彦  0:30.5
6
 星野 博  13:06.0
17
 炭山裕矢  5:01.5
14
 炭山裕矢  14:50.7
23
 炭山裕矢  0:40.3
6/2 Leg2・SS9~SS15
SS9 (5.01 km)
SS-10 (9.05 km)
SS-11 (2.76 km)
SS-12 (5.01 km)
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
1
 炭山裕矢  4:23.8
1
 大庭誠介  10:12.3
1
 炭山裕矢
 2:16.4
1
 勝田範彦  4:25.6
2
 奴田原文雄  4:25.0
2
 勝田範彦  10:13.6
2
 大庭誠介
 2:18.0
2
 大嶋治夫  4:26.1
3
 勝田範彦  4:26.1
3
 奴田原文雄  10:13.9
3
 大嶋治夫
 2:18.6
3
 岩下英一  4:29.7
4
 大庭誠介  4:30.4
4
 大嶋治夫  10:14.8
4
 勝田範彦
 2:18.8
4
 大庭誠介  4:32.8
5
 岩下英一  4:30.6
5
 炭山裕矢  10:25.4
5
 小舘優貴  2:21.0
5
 飯泉忠男  4:33.3
6
 星野 博  4:31.6
5
 星野 博  10:25.4
6
 星野 博  2:21.3
6
 小舘優貴  4:34.6
※SS12でNo.3 炭山裕矢、No.1 奴田原文雄、No.8 星野 博はリタイヤ  
SS-13 (9.05 km)
SS-14 (2.76 km)
SS-15 (0.50 km)
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
Pos.
Driver
SS Time
キャンセル
1
 勝田範彦  2:17.2
1
 大庭誠介
 0:30.4
2
 岩下英一  2:18.2
1
 大嶋治夫
 0:30.4
3
 大庭誠介  2:18.6
3
 久保田政行
 0:30.6
4
 大嶋治夫  2:19.8
4
 勝田範彦
 0:31.1
5
 桑田幸典  2:20.6
5
 堀田 信  0:31.2
6
 飯泉忠男  2:21.4
6
 小舘優貴  0:31.3
4/15 Leg2・SS10~SS13
※炭山選手の順位は左がステージ順位、右が総合順位
 '07JRC Round.4/ MSCC東京ラリー2007 6/1・2(Leg1+Leg2-SS1~SS13)リザルト
 JN-4/2001cc~、JN-3/1600cc~2000cc、JN-2/1400cc~1600cc
Pos.
Cls.
Pos.
No
Driver
Co-Driver
Cls.
Car
 Leg1
 Leg2
 Total
 Time
Diff.
1
1
2
 勝田 範彦
 北田 稔
JN
4
 スバルラリーチームジャパン・インプレッサ  1:04:14.8
 0:24:12.4
 1:28:27.2  00:00.0
2
2
7
 大嶋 治夫
 井手上達也
JN
4
 加勢eレーシング ランサー  1:04:49.0
 0:24:22.9
 1:29:11.9  +0:44.7
3
3
6
 大庭 誠介
 高橋 巧
JN
4
 REPSOL-ADVAN ランサー  1:05:14.0
 0:24:22.5
 1:29:36.5  +1:09.3
 +24.6
4
4
12
 岩下 英一
 草加 浩平
JN
4
 GUM ADVAN ランサー  1:05:54.5
 0:24:37.3
 1:30:31.8  +2:04.6
 +55.3
5
5
11
 堀田 信
 浦野 昭美
JN
4
 DL BRIGオサムランサー  1:06:05.3
 0:25:13.2
 1:31:18.5  +2:51.3
 +46.7
6
6
9
 飯泉 忠男
 東 英仁
JN
4
 シャフトMOTUL・DL・WP  1:07:25.1
 0:24:54.3
 1:32:19.4  +3:52.2
 +1:00.9
7
1
35
 綾部美津雄
 中原 祥雅
JN
2
 ダイハツブーンX4  1:07:56.1
 0:25:35.6
 1:33:31.7  +5:04.5
 +1:12.3
8
7
22
 久保田政行
 渋谷 信人
JN
4
 Hot Staff ランサー  1:09:29.0
 0:25:41.6
 1:35:10.6  +6:43.4
 +1:38.9
9
8
18
 桑田 幸典
 井川 宏美
JN
4
 DL IDI KYB ランサー  1:10:46.7
 0:24:58.9
 1:35:45.6  +7:18.4
 +35.0
10
9
10
 小舘 優貴
 館山 昌靖
JN
4
 スバルラリーチームジャパン・インプレッサ  1:11:15.1
 0:24:49.7
 1:36:04.8  +7:37.6
 +19.2
11
2
30
 高橋 悟志
 船木 一祥
JN
2
 ミツバWMDラックレビン  1:10:57.7
 0:26:13.5
 1:37:11.2  +8:44.0
 +1:06.4
12
10
21
 川上 弘三
 藤岡 哲也
JN
4
 CMSCランサー  1:13:54.4
 0:25:11.2
 1:39:05.6  +10:38.4
 +1:54.4
13
1
27
 永由 元人
 安江 照明
JN
3
 テンダー インテグラ  1:12:15.1
 0:27:14.6
 1:39:29.7
 +11:02.5
 +24.1
14
11
24
 野苅家 宏一
 丸山 高康
JN
4
 DL BRIG オサム ランサー  1:12:54.1
 0:26:39.7
 1:39:33.8
 +11:06.6
 +4.1
-
-
40
 長谷川淳一
 山本 泰
INV
2
 DL パワーオブラブ3号インプ  1:14:08.6
 0:26:59.8
 1:41:08.4
 +12:41.2
 +1:34.6
15
3
31
 村瀬 太
 宮部 弘陽
JN
2
 RSTアジップDLエナペ羽山EK9
 1:15:37.5
 0:26:31.5
 1:42:09.0
 +13:41.8
 +1:00.6
16
4
38
 天野智之
 井上 裕紀子
JN
2
 DLエナペタルMOTUL トレノ
 1:19:31.9
 0:26:37.5
 1:46:09.4
 +17:42.2
 +4:00.4
17
12
23
 松井 悠
 田巻 明宏
JN
4
 ALEXエボマガランサー  1:19:29.4
 0:28:00.9
 1:47:30.3  +19:03.1
 +1:20.9
 出走40台/完走17台/リタイヤ23台
R
-
3
 炭山 裕矢
 松井 博和
JN
4
 ADVAN - PIAA ランサー  1:08:46.2
 -
 メカニカルトラブル
R
-
8
 星野 博
 松井 和子
JN
4
 クスコ・ポテンザ・CMSC・OZ・ランTー  1:05:05.0
 -
 メカニカルトラブル
R
-
4
 石田 正史
 宮城 孝仁
JN
4
 DL テイン マルシェ ランサー  -
 -
 SS3/タイロッド
R
-
1
 奴田原文雄
 林 哲
JN
4
 ALEXエボマガランサー
 1:03:27.4
 -
 メカニカルトラブル
 出走40台/完走17台/リタイヤ23台



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