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クスコ・ワールドラリーレースレポート_2008

CUSCO RACING WORLD RALLY TEAM: Event Report
FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権第2戦:「ラリー・オブ・キャンベラ」

CUSCO RACINGのヘリッジと柳澤が2-3フィニッシュを達成!
 
2008年FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)第2戦「ラリー・オブ・キャンベラ」が5月10-11日、オーストラリアの首都キャンベラで開催された。CUSCO RACING からは、前戦に引き続き柳澤宏至と今季からチームに加盟したオーストラリア人のディーン・ヘリッジがエントリー。CUSCOブランドのガード類(SAFETY 21)、ロールケージ、ドグミッションを装着した2007年型SUBARUインプレッサWRX STIで参戦した。

APRCのキャンベラ戦のルートは例年コンパクトに設定されており、今年も総走行距離554km(うちSSは220km)。総走行距離1138.28kmの前戦ニューカレドニアとは非常に対照的だ。柳澤は初参戦の2006年にAPRC3位に入賞している他、ディーン・ヘリッジにとっても母国イベントであることはもちろん、2004年には総合優勝も果たしており、CUSCO RACINGのクルーにとっては、縁起のいいイベント。しかしコース自体は、ダスティである上に、ブラインドクレストやジャンクションが多く、APRC屈指のテクニカルなラリーだ。このイベントから、昨年のAPRCチャンピオンであるコディ・クロッカーが登場。APRC勢の争いも、いよいよ本格的に激しい争いが始まることが予想された。7本のステージを使用しての計18SSが設定。全ステージ共リピート使用するが、中には3回、4回リピートするステージもあり、コンディションの変化も鍵を握ることになりそうだ。
 
    豪快にウォータースプラッシュを上げる柳澤の走り
 
SS1は、いきなりイベント最長・28.83kmのステージ。柳澤は右リヤを激しくヒットし、サスペンションを曲げてしまう憂き目に遭いベストから1分落ちのタイムと、手痛いスタートとなる。サービスで修復を行った後は徐々にペースアップを果たし初日を6位で終える。一方、CUSCO RACINGからの参戦2戦目となるヘリッジは、序盤堅実な滑り出しを見せながらも、サードベストタイムをマークするなどトラブルなしの走りで、初日を4位で終了。3位との差は18秒とポディウムフィニッシュを視野に入れて2日目に臨む。
 
    ヘリッジは母国オーストラリアで連続ポディウムを決めた
 
デイ2、前日3位につけていたエバンスがこの日未出走。ヘリッジはAPRC3位からこの日をスタートすることになり、前戦に続き今回も17秒差で2位につける同郷オーストラリア出身のスコット・ペダーを追う形となった。この日も開幕は、28.83kmのロングステージ・2回目の走行(SS10)。ここでヘリッジは、ペダーとの差を一気に16.5秒も縮め、激しいプレッシャーをかけていく。そして続くSS11でペダーをかわして2位に浮上。SS14でペダーがリタイアすると、そのままポジションをキープ。SS16では、センサー異常によりスローダウンとなったが、それまでの大量マージンを活かしてそのまま2位でフィニッシュ。前戦に続いてのポディウムを獲得した。心機一転でこの日を迎えた柳澤も、SS10で一気に4位に浮上。SS14でのペダーのリタイアにより3位に上がると、そのまま安定した走りで後続を引き離し、ヘリッジに続くポディウムフィニッシュを獲得。CUSCO RACING が見事2-3フィニッシュを果たした。

このイベントで、ヘリッジは総合順位によるポイント8に加え、デイ2のボーナスポイント2と共に、計10ポイントを獲得。選手権順位では合計21ポイントで首位に立った。また柳澤も、ポイント6を獲得し、選手権順位では5位につけている。
 
見事2-3フィニッシュ決めたCUSCO RACINGのクルー
 
APRC次戦、第3戦「Rally of Whangarei」(ニュージーランド)は、6月7-8日に開催。CUSCO RACINGからは、柳澤宏至、ディーン・ヘリッジ、昨年までCUSCO RACINGから全日本選手権に参戦していた炭山裕矢の3台が参戦を予定しており、CUSCO RACINGは、海外ラリー参戦開始以来、初めての3台体制でのエントリーに臨む。
CUSCO RACING 2-3フィニッシュを達成!
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