スーパーGTレースレポート_2008
2008.04.15
2008.04.15
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| スーパーGT 第2戦(岡山国際サーキット/3.703km) OKAYAMA GT 300km RACE 4月11日(金)公式練習・12日(土)公式予選 |
| ●マシンは確実にポテンシャルアップ! スーパーラップで2番手タイムをマークしたが・・ |
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| 好天に恵まれた4月12日、岡山国際サーキットではSUPER GTシリーズの第2戦、OKAYAMA GT 300kmレースが開幕した。前日には、本番を控えた最後の公式練習、午後のセッションでは4番手となる好タイムをマーク。好調な滑り出しを見せ総合結果でも6番手、公式予選への期待を高めることになった。 前日の公式練習に続いて、公式予選も好天の下、ドライコンディションのタイムアタック合戦が行われた。開幕戦の鈴鹿で、予選8位/決勝6位と、上々の滑り出しを見せ、インプレッサの速さが増してきているのは事実となった。この日の公式予選でも、午前中の1回目から上位につけた。今回、タイムアタックを担当したのは佐々木孝太選手。決勝で荒れる展開となったケースを考えると、トランスアクスル式のシンメトリカルAWDのインプレッサを、より長くドライブしてきた山野哲也選手の経験が生きるはず。そのために後半部分を彼が担当。一方、前半を担当することになる佐々木選手は、レースデビューの頃から、ここ岡山国際サーキットを走り込んできたいたから、コースも熟知。スタートを担当するなら、そのポジションを自分の走りで決める=アタッカー担当、ということになった。 |
![]() ホワイトボードのメッセージ。今回は『目指せ表彰台!!』が合言葉。 |
その佐々木選手が、1回目の走行では、マシンに早々に乗り込みながらも、専有走行時間帯の最初の3分の1をピットで待機、8分後にピットアウトしていった。これは路面温度が上がってくるのを見越しての作戦だった。セッション開始時点からじわじわ上昇した路面温度は、セッション終了時点までに4℃も上昇していた。こうした作戦が執れるようになったのも、マシンの信頼性が大きく向上した結果。考えてみれば開幕戦でも、レースウィークを通じて全セッションで走り始めてからチェッカーまで、大きなトラブルは出ていなかった。もちろん、マシンのメンテナンスでメカニック全員が、一生懸命にハードワークで支えてきたからこその、大いなる“進化”だ。 この1回目の予選で佐々木選手は6番手のタイムをマーク…その後セッション最後の混走時間に、タイムを更新するマシンが1台あったが、セッション後の再車検でタイム抹消となるマシンが1台でて、結局6番手で、午後のスーパーラップ(SL)に進出を果たすことになった。開幕戦に続いてのSL進出で、チームは大いに沸いた。すると、そのSLでは、佐々木選手が魅せた。5番目にタイムアタックに出ていった彼は、セクター1では少し後れを取ったものの、セクター2で巻き返すとセクター3で突き放して、1分31秒960をマーク。午前中の自己ベストをコンマ26秒上回る、文字通りのスーパーラップで、この時点では、2番手以下にコンマ2秒以上の大差をつけるトップタイムとなった。その後も佐々木選手のタイムを更新するドライバーはなかなか現れず、その度にポジションが、ひとつ、またひとつと上がっていった。佐々木選手のタイムを、最初に更新したのは、午前中のセッションを2番手で終えていたガライヤだった。そのセッションでの自己ベストを僅かに上回ってのトップタイム。だが、最終のアタッカーとなった午前トップのZは、自己ベストを更新することが出来ず、これでインプレッサのフロントロー、2番手グリッドが確定した…。かに思われたが、SL後の再車検で、思わぬハプニング。最低地上高不足でタイム抹消の判定が下され、スタッフは一様に驚きとともに肩を落とした。 その後、テクニカルのスタッフが分析したところ、レーザーを使って高さを設定していたインプレッサの最低地上高は、レギュレーションブックの数値を満足していた。ただし、レギュレーションとしては、この岡山国際サーキットの定盤で50mmの高さの箱をクリアして通過することが必要とされており、それに違反したと判定されたのだった…。思わぬ結論となった公式予選だったが、速さは、疑う余地のないところ。SLのタイムは抹消され、10番手グリッドからのスタートとなる決勝での巻き返しに期待するところとなった。 |
![]() 予選日からピットウォークは大盛況だった。 |
![]() エアジャッキ用のチャックを一新。 |
![]() フロントのカナードは、今回からカーボン製に。 |
![]() リアのディフューザーも、テストの結果キチンと整形されている。 |
| ●スタッフボイス:松田久マネージングディレクター 事前の任意測定で、(その定盤で最低地上高を)チェックしているんです。その時は何の問題もなかったのですが、そこでもっと慎重にチェックしていれば、今回のトラブルは避けることが出来たはず。自分の責任です。でも、マシンが速くなったのも事実。これは大きなパーツ交換などではく、現状のマシンを分析して、(それぞれのパーツが)本来の働きをするように調整し直しただけ。本来持っていたポテンシャルをちゃんと引き出すようにしただけです。あと、開幕戦もそうでしたが、大きなトラブルが出ていないことも、好結果に繋がっています。これはメカニック全員が努力した結果ですね。決勝は10番手スタートなので、取り敢えず最初から全開。1ポイントでも多くポイントを獲りたいですね。」 ●ドライバーズボイス:山野哲也選手 「予選では孝太クンが好い走りを見せてくれたね。セクター1で遅れた分をセクター2とセクター3で挽回してきたからね。(タイム抹消で)結果は残念だったけど、ドライバーとしては良い仕事が出来たと思う。もちろん、これで充分じゃない。まだまだ詰めるところはあるけど、クルマは随分速くなったと思う。スピンは、ちょっとクルマがピーキーな状態で、金曜日に孝太クンも同じポイントでスピンしてた。でも、予選アタックなら問題になるけど、決勝ペースなら、何の問題もないと思う。表彰台を狙ってガンガン行きますよ。」 |
| |スーパーGT第2戦岡山国際サーキット 予選| |




































