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スーパーGTレースレポート_2008

  2008スーパーGT Round1/SUZUKA Circuit(5.807km)
  3/14 公式練習・15 公式予選


  練習走行 1=天候/雨 コース/ウェット 気温15→15→15℃ 路面温度=19→21→23℃
  練習走行 2=天候/雨 コース/ウェット 気温17→16→16→15℃ 路面温度=30→29→26→25℃
  スーパーラップで8番手グリッドをゲット
   雨の練習走行ではAWDの威力を発揮してトップタイムをマーク

快晴に恵まれた3月15日、鈴鹿サーキットでは08年シーズンのAUTOBACS SUPER GTシリーズが開幕。初日のこの日は、世界最速の“ハコ車”を目指して、公式予選のタイムアタック合戦が繰り広げられた。ここ鈴鹿サーキットでは、2週間前に全チームが顔を揃えて第1回目のGTA公式テストが行われていたが、これはプロ野球で言うならオープン戦でしかなく、正式なシーズンインは、今回の開幕戦、ということになる。

記念撮影前にライバルと談笑する山野・佐々木両選手

ピット前に勢揃い、朝一番の公開車検

タイムアタックを前にコクピットで集中力を高める山野選手

キッズウォークもきめ細かくファンサービス
クスコDUNLOPスバルインプレッサは、シーズンオフの間に完璧なオーバーホールが行われれており、準備万端で開幕を迎えることになったが、公式スケジュールが始まる直前、金曜日に行われた練習走行では、参戦マシンで唯一となるトランスアクスル付きシンメトリカルAWDの威力を発揮。午前中のセッションではGT500クラスの1台に次ぐ総合2位! 少しコンディションが良くなった午後のセッションでもGT300クラスのトップをキープ。開幕に向け、チームのモチベーションを、一気に引き上げることになった。

土曜日の公式予選は、昨年までと同様、午前中のセッション…正確にはGT300クラスの専有走行20分+GT500クラスとの混走20分の計40分間を走り、上位10台が、午後のワンカー・アタックに臨む(『スーパーラップ方式』)。アタッカーは山野哲也選手が担当。セッション開始から5分ほど経過したところで山野選手がコースインしていく。2分13秒台から10秒台、そして4周目には2分07秒184をマークして3番手につけると、山野選手はさらにペースアップ。セクター1では自己ベストを更新してみせたが、ちょうどその頃130Rで1台のマシンがクラッシュし、セッションは赤旗中断となる。2分06秒台も期待されたペースだったが、赤旗中断ではどうしようもなく、山野選手はそのままピットに戻ってきた。15分ほど中断した後、残り5分間でセッションは再開。再度ピットアウトしていった山野選手は、最初の計測ラップで、先にベストラップをマークした時と同様のペースで先を急いだが、セクター3で少しタイムロス。結局、自己ベストを更新することはなかったが、クラス7番手で専有走行時間を終えることになった。

GT500クラスが専有走行する20分間に、チームはマシンのセットを少し変更する。午後のスーパーラップを見越してのセット変更だったが、ぶっつけ本番で、これをドライブした佐々木孝太選手も、きっちりと予選通過基準タイムをクリア。混走時間帯の終盤には再度、山野選手がピットアウトしていく。これは(セット変更した)マシンの確認と、スーパーラップ用に残しておいた、2セット目のフレッシュタイヤの皮ムキも兼ねてのコースイン。もちろん、ライバルがタイムアップして(スーパーラップに進める)トップ10から弾かれた場合には、本気のアタックに切り替える準備も出来ていた。結局、1台のマシンが、この混走時間帯にタイムアップを果たしたものの、クスコDUNLOPスバルインプレッサはクラス8番手でセッションを終え、午後のスーパーラップに駒を進めることになる。

スーパーラップの前に、2回目の公式予選セッションとして、各クラス15分間の走行セッションが行われたが、ここで再度マシンを確認。その後、スーパーラップでは3番目にアタックする。セクター3(ヘアピン~バックストレーと)だけでは、走り終えた段階でトップ。全車が走行を終えても4番手となる速さも見せたが、結果的には午前中の予選1回目と同じく8番手でスーパーラップを終え、日曜日の決勝では、4列目・8番手グリッドからスタートすることになった。



●スタッフボイス:松田久マネージングディレクター
「ある意味、予想通りのタイム/ポジションでした。昨日の練習走行では、シンメトリカルAWDのメリットが生かせました。でも、いずれにしても、最後まで走り切ったからこそ、ポジションとしての評価が出来る、ということですね。だから、たかが練習走行だったんですが、昨日のトップタイムは、やっと評価出来るところに立てたんじゃないかと、ホッとしています。午前のセッションで(専有走行と混走の)インターバルにセットをいじったのは、ダウンフォースのバランスを少し変えています。佐々木選手も好い手応えを感じたようですが、評価軸をぶらさないためにも、山野選手の評価を聞いてみたかったんです。明日までに、もう少しセットを見直して、朝のフリー走行でチェックしようと思っています。ここまで、好い流れ出来ているので、決勝でも好い流れのまま、ゴールを迎えたいですね。」


●ドライバーズボイス:山野哲也選手
「昨日はトップタイムだったし、気持ちよかったよ(笑)。去年1シーズン走って、マシンは随分良くなったと思う。ただ、トラブルで走れないことも少なくなかったからね。階段を一段上がったのに、次は一段下がったりして…。だから、今回のように、ノートラブルで走り続けることが重要だと思う。クルマ自体のポテンシャルは高くて、まだまだ(タイムアップする)要素は残っていると思う。僕は、そう楽観視出来る。まだまだ速く出来ますよ。ただ、その進化を現実にタイムに繋げることが、時として難しかったりしたけど、今回は好い流れで来てるよ。明日の予想? 正直言って、これは楽観出来ない部分だね。途中で、耐えるレースを強いられるだろうから、何とか、それを凌いで6位入賞。それが今見えてくるシナリオかな。好い流れ出来てるだけに、何としても完走はしないとね。」
公開練習日の燃料給油はこうして入れる 練習日トップでチームのモチベーションは急上昇 練習日とはうって変わった晴天の中を疾走


  2008スーパーGT Round1/SUZUKA Circuit(5.807km)
  3/15 決勝


  フリー走行 天候/晴れ コース/ドライ 気温=11→13℃ 路面温度=17→21℃
  決 勝   天候/晴れ コース/ドライ 気温=16→19→17℃ 路面温度=29→33→29℃
  ●ステディな走りと、スタッフ一丸となったチームワーク
   開幕戦6位入賞で、上々のシーズン滑り出しを切ることに

前日に引き続き好天に恵まれた鈴鹿サーキットでは、'08スーパーGT開幕戦の決勝レースが行われた。チーム体制を一層強化、11年目のシーズンに挑むクスコレーシングは、前日に行われた公式予選で8番手グリッドをゲット。3万人を超える大観衆が見守る中、2008シーズンの第一歩を踏み出すことになった。

金曜日、雨の中で行われた練習走行で、2回のセッションでともにクラストップタイムをマークするなど、週末に向けて快調に走行を開始。ドライに変わった土曜日の公式予選でも、1回目のセッションで8番手タイムをマークして午後のスーパーラップに進出。

新クスコサーキットレディ
 写真向かって左より、
 樋口理英(ひぐち りえ)チャン
 天野あい(あまの あい)チャン
 安里翔(あざと しょう)チャン
 長沢美樹(ながさわ みき)チャン
金曜日、雨の中で行われた練習走行で、2回のセッションでともにクラストップタイムをマークするなど、週末に向けて快調に走行を開始。ドライに変わった土曜日の公式予選でも、1回目のセッションで8番手タイムをマークして午後のスーパーラップに進出。そのスーパーラップでも8番手グリッドをゲットして好調さを持続していた。マシンのセットアップを進めるための走行データを効率よく収集するには、やはりノートラブルで走り続けることが大切。もちろん、そのためにはトラブルを未然に解決出来ることも重要になってくる。この週末のクスコレーシングは、そうした体制が充実。総合的なチーム力が、随分と向上している感があった。実際、3日間を通じて大きなトラブルとは無縁。決勝レースでも、トラブルフリーで、さらにチームスタッフもノーミスで通した。

午前9時過ぎから行われたフリー走行は二部制になっており、先ずは午前9時25分から10分間のサーキットサファリ(エキストラセッション)が行われ、引き続き9時35分から30分間のフリー走行となる。この10分間のエキストラセッションも有効に使い、マシンをセットアップ。もちろん、レーシングスピードでカッ飛ぶ訳には行かないが、それでもマシンのチェックは可能。クスコレーシングでは、結局、このセッションではクラス4番手となる2分08秒662をマークしている。
フリー走行が終わった後は、いつものような盛況ぶりを見せるピットウォーク。シーズン開幕とあって、クスコ・サーキットレディも新しいメンバーと入れ替わり、多くのファンから熱烈な支持を受けることになりそうだ。山野選手と佐々木選手、2人のドライバーもピット前でファンサービスに精を出していた。
最後のサポートレースを終えると、いよいよこの日のメーンイベント、SUPER GTの決勝レースのスタートとなり、午後2時にはフォーメーションラップがスタートした。

時間を惜しむように、ピット内でもドライバー交替のシミュレーション!

フリー走行ではピットインのシミュレーションを念入りに繰りかえす

スタートを待つ山野選手に、大溝監督が最後の一声をかける

スタート前のグリッド4台前にはGT500のマシンがいる!
1周のローリングを終えて、正式にスタート。久々に復活を遂げたGT-RがリードするGT500クラスに続いて、より激戦の様相を呈するGT300クラスもスタート。52周、300kmにわたる決戦の火蓋が切って落とされた。スタートから前半のスティントを担当するのは山野選手。着実なペースで、8番手をキープしながら周回を重ねていく。上位陣ではポールポジションからスタートした紫電とRX-7がトップを争い、その後方ではポルシェやガライヤ、あるいはフェアレディZやセリカが、互いに睨みを利かせつつ、同時に互いの隙を窺いながら周回。トップ2のバトルとは違ったスタイルで、競り合いを続けていた。

そんなバトルが繰り広げられる中、山野選手は安定したペースで走り、レース中盤を迎えたところでルーティンのピットイン。ちょうど3番手まで進出したところだった。もちろん、ピットインのタイミングも見逃す訳には行かなかったが、何よりも、山野選手が前半のスティントを通じて、ステディに周回を重ねていたからこそ、のポジションだった。
 そんな山野選手の頑張りに、チームスタッフも素早いピットワークで応えることになる。タイヤ交換とガソリン補給、そしてドライバー交替。ルーティンとなった総てのピットワークを、ノーミスでこなすと、代わった佐々木選手はピットを後にして、9番手でレースに復帰する。そしてここから、彼が担当する後半のスティントが始まることになった。
 その佐々木選手の、レース中のベストタイムは2分10秒台。山野選手がスタート直後の2周目にマークした2分9秒台には届かなかったが、コースコンディションが荒れてくる後半のスティントで見るなら、クラスでトップ5に入るハイペース。クスコDUNLOPスバルインプレッサで初レースとなった佐々木選手も、見事なドライビングを披露したのだ。

レース終盤に来て、そんな佐々木選手のペースが落ちてくる。実は燃料系にトラブルが発生していたのだ。それでも、致命的なダメージには至らず。佐々木選手も何とか持ちこたえて、最後まで粘り強く走行。47周を走り切って6位でチェッカー。昨年のセパンラウンド以来、実に9ヶ月ぶりの入賞だが、チーム体制を充実、ドライバーも含めてスタッフ全員が、高いモチベーションを保って挑んだ結果に、さらに期待が高まっていく。



●スタッフボイス:大溝敏夫監督
「開幕戦を、走り始めから好い流れできて、その流れのまま、入賞することが出来ました。もちろん、これで満足する訳にはいきませんが、今日は皆を誉めてやってください。」


●スタッフボイス:松田久マネージングディレクター
「次のステップに向けて完走出来たのは良かったです。でも、思わぬトラブルも出ているので、手放しで喜ぶことは出来ませんね。」


●ドライバーズボイス:山野哲也選手
「(予選後のコメントで)6位入賞というシナリオを書いていたんだけど、順位的にはピッタリ。でも、内容はシナリオ以上だったね。最後って言うかスティント後半に、エンジンが(完全には)吹け(あがら)なくなるトラブルもあったけど、少しマージンがあったから、心配することもなかった。去年のセパンの再来みたいで、チーム全員が一生懸命に、やるべきことをやった結果。でも、今後はもっともっと速くしていきたいね。」


●ドライバーズボイス:佐々木孝太選手
「初レースというか、やっと初めてロングランが出来た気がします。結果オーライで、完走出来て良かったです。AWDのシステムも少しずつ理解しながら、練習しながら6位入賞出来た、という印象でしたね。課題(マシンのトラブル)も見つかりましたが、今後への手応えも掴むことが出来ました。勝つためにチームに呼ばれたと思っているので、これからも頑張っていきたいですね。」
スーパーGT第1戦鈴鹿サーキット
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